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読み手の声に集中する参加者たち |
島根県津和野町かるた大会が十一日、同町後田の町民センターであり、小学生から高齢者まで六十人が真剣勝負を繰り広げた。
大会は百人一首の普及を目指し、地元のかるた愛好組織・津和野おてつき会が開催。今年で二十九回目。六部門に分かれて、予選は二試合を行い、上位者が決勝トーナメントで順位を決めた。
会場は静まりかえり、参加者は五十枚の札を前に、読み手の声に集中。全日本かるた協会A級公認読み手の資格を持つ明誠高校(益田市)の桐田真一郎教諭が上の句を読み上げると、素早い手さばきで札を奪い合った。
上位は次の皆さん。
▽小学校低学年 (1)伊藤大志(七日市)(2)加藤千翔(同)(3)村上普喜(同)末岡愛梨(同)▽同中学年 (1)島田優里(安田)(2)泉文媛(七日市)(3)茅原なつき(同)小石楓華(津和野)▽同高学年 (1)福間瑠夏(出東)(2)三浦亮治(津和野)(3)永嶺大地(青原)中沢一之(津和野)▽中学校 (1)島田成美(東陽)(2)栗栖理子(津和野)▽一般 (1)中田聖奈(益田高)(2)柏村遥子(人磨呂会)(3)高野和彦(おてつき会)石川寛隆(益田高)▽初心者・高齢者 (1)小笠原彩乃(七日市小)(2)長峯世玲奈(同)(3)大畑和恵(七日市小教員)中原澄子(おてつき会)
('09/02/12 無断転載禁止)
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