ダンナとお墓のお掃除から帰ったところ
自宅のあるマンション入り口のところで
見たこともないイケメンの男の子と一緒になった

その子、私たちに「こんにちは」って挨拶をするので
誰かわからず、一応私たちも挨拶をした

その子、玄関にある集合郵便ポストの一つを覗いて郵便物を出している
まるで私たちのマンションの住人のようだ
でも、見た事ないし、引っ越して来たのかな？

それにしても、今ふうのかっこいい若い男の子なのに
こんなおじさんやおばさんに挨拶して良い子なんだろうと思い
ちょっといい気分

その子、エレベータも一緒に乗って
なあに　びっくり
その子は私たちの降りる階を知っているのか、
階のボタンを押してくれる
その子は、私たちより下の階を押して
「さようなら」と言って降りていった

なーに、あの子？
なんで私たちの降りる階も知ってるんだろう？
きっと空未の彼氏だよ
なんてふざけたことを言いながら、
なんか空未と同じ霊界から来た人を見ているような

あ、もしかして
空未よりひとつ年下の
幼稚園も一緒だったあの男の子か、いつの間に・・・・？

その子と一緒のエレベータの中で、
イリハム応援団からの届いた郵便物を見ながら
ダンナに「東トルキスタンも、チベットと同じみたい、それ以上かも　大変なんだよ
中国共産党に、核実験をやられてたくさんの人が死んでいるんだよ」とその子にも聞こえるように話した

中国の核実験─シルクロードで発生した地表核爆発災害─〔高田 純の放射線防護学入門〕

高田 純 / 医療科学社