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李大統領「北朝鮮は自立すべき」

 李明博(イ・ミョンバク)大統領は12日、最近北朝鮮が弾道ミサイルを発射する動きを見せていることについて、「あんなふうに脅迫を続けてきたが、(今こそ)自立すべきだ」との認識を示した。

 李大統領は同日、与党ハンナラ党青年委員会のメンバーを大統領府(青瓦台)での夕食会に招いた。出席者によると、李大統領は「北朝鮮に対し、コメや肥料を送るのもいいが、ほかに依存させるのはよくない。中国からコメを送ってもらう方法もあるが、韓国は同じ民族として北朝鮮が自立していけるようにすべきだ。韓国がコメや肥料を送ればいいというものではなく、北朝鮮経済自体が回復できるようにすべきだ」と述べた。

 李大統領はまた、最近の景気低迷で貧困層が増えていることについて、「特に急に困難に直面した新貧困層に関心を向けるべきだ。新貧困層の人々は公共部門で職員全体の1%に当たる人数を強制雇用させ、貧困から早期に脱出できるようにしよう」と呼びかけた。

辛殷振(シン・ウンジン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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