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禁煙用として、ネオシーダーという医薬品(?)がある。これは、新聞でもしばしば広告が掲載される。しかしこれは、医薬品というより、「軽い煙草」であるにすぎない。一種の詐欺商品。
これを「トンデモ」「詐欺」と指摘する人はほとんどいないようだ。が、私ははっきりと指摘しておく。
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まず、「軽い煙草」であることの根拠は、これ。
→ http://www.ar266fp.com/neosi-da-.html
→ http://nosmoke.hp.infoseek.co.jp/neocedar/houdou.htm
→ http://www.nosmoke55.jp/gakkaisi/200701/index.html
→ Wikipedia
Wikipedia には、次の記述がある。
現在はかつては記載が無かった「タール・ニコチンを含有する」旨の記述がされ、警告として非喫煙者・未成年者の使用、禁煙治療薬利用者は使用しないように、との注意表記がされる事となった。だが、そんな文章は、広告には記されていない。
また、Wikipedia の記述を否定する報告もある。
→ http://blog.livedoor.jp/gonbei596/archives/51137253.html
ともあれ、たとえ製品に記述されているとしても、広告ではただの「禁煙医薬品」のように記されているだけだ。買ったあとで初めて、
「こいつはただの軽い煙草にすぎない」
と気づくわけだ。ほとんど詐欺ですね。
[ 付記1 ]
なぜ詐欺か? 実際に少しでも効果があるとしたら、詐欺にならないのでは? そう思う人もいるだろう。
ここでは、効果があるかどうかというより、正直に語らないことが問題だ。
比喩的に言うと、嘘をついて結婚した女房。結婚前に聞いたことは何から何まで嘘だった。「処女だ」「未婚だ」「整形してない」「豊胸していない」「白百合女子大卒」……みんな嘘。だまされて結婚した。……ただ、結婚後は、たまたまうまく行っている。「うまく行っているからいいじゃない」と言われて、納得するか? 「だまされた!」と思うでしょう。
まして、それが浪費するばかりの悪妻だったら……。
[ 付記2 ]
この件は、いわゆる「詐欺」または「ニセ薬品」「トンデモ医薬品」の類である。
とすれば、本当ならば、トンデモマニアが騒いでいいはずだ。しかし連中は、こういう本当のトンデモを相手にすることはない。新聞にデカデカと広告を出し続けるような相手を見ると、尻込みして、逃げ出してしまう。
そこで、私が書いておくわけだ。トンデモのことを書きたがらない連中のかわりに。