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最終更新:2009年2月12日(木) 21時44分

小泉氏、麻生首相の発言を痛烈批判

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 麻生総理の郵政民営化を巡る一連の発言について、小泉元総理は「ただ呆れている」と痛烈に批判しました。

 「最近の総理の発言について、怒るというよりも笑っちゃうくらい、ただただ、呆れているところ。総理は前から、これから戦おうとしている人たちに鉄砲を撃っているんじゃないかと、発言は気をつけてくれと、よく言っておきました。政治に一番大事なのは信頼感。特に総理の発言は信頼がなきゃ選挙は戦えない」(小泉純一郎 元首相)

 その上で、小泉元総理は定額給付金について衆議院の3分の2を使って成立させなくてはいけないとは思えない、と造反の可能性さえ示唆しました。

 これに対し、麻生総理は12日夜、次のように述べました。

 「ちょっとその話を聞いていませんので、何ともお答えのしようがありません。定額給付金の話については基本的に間違いなく、政府与党できちんと手続きを踏んで 決めたうえでの結論ですから、いろんなご批判があるというのは前から伺っていることなので、発言というものに関しては慎重に、という話をさせていただいた」(麻生首相)

 麻生総理は「景気対策を仕上げて選挙を戦えるようにしたい」と述べて、政権の維持に意欲を示しました。(12日20:29)



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