■ 強さ“爆発”―登大谷スノボー部7人全員が全国切符
【2009年2月12日(木)朝刊】

全国大会出場権を獲得した登大谷スノーボード部員
 第27回全日本スノーボード選手権北海道地区大会(道スノーボード協会主催)が11日、札幌国際スキー場で行われ、登別大谷高校スノーボード部(宮武和弘監督)から7人が出場し、上位進出するなど7人全員が全国大会出場権を獲得した。

 宮田将兵、渡辺大介、邉見史茂、笠原賢(以上ジュニア男子)、八代至門、徳留功也、中村隆晃(同一般男子)の7選手。午前にデュアルスラローム(DS)、午後にジャイアントスラローム(GS)を実施した。

 DSジュニアでは渡辺選手が27秒27、28秒28と好タイムを出し総合2位に立った。一般の部では、八代選手が1回目の滑走タイムで優位に立ち、総合2位に輝いた。

 渡辺選手は「もっとやれたはず。弱気になってしまった」と唇をかむ。八代選手は「悪いなりに自分の滑りはできた」と話していた。

 このほか、同部OBで北翔大4年の宮武祥子選手(21)が一般女子のDS、GSで2冠達成。同部を中心に構成する「登別大谷&Jr&OB」のメンバーでは、寿都中3年の木村直美選手もユースのDS、GSで2冠。苫小牧市明倫中3年の高橋春菜選手もジュニアのGSで優勝した。
(石川昌希)

 結果は次の通り。(関係分)

▽男子ジュニアDS  (2)渡辺大介 (3)笠原賢 (4)邉見史茂 (6)宮田将兵
▽同GS  (2)邉見史茂 (3)渡辺大介 (4)宮田将兵 (6)笠原賢
▽同一般DS  (2)八代至門 (12)徳留功也 (13)中村隆晃
▽同GS  (7)八代至門 (13)中村隆晃 (15)徳留功也
▽女子ユースDS  (1)木村直美
▽同GS  (1)木村直美
▽同ジュニアGS  (1)高橋春菜
▽同一般DS  (1)宮武祥子
▽同GS  (1)宮武祥子


【写真=全国大会出場権を獲得した登大谷スノーボード部員

 
 


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