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葛西、バンクーバー五輪で歴史を作る!

 10年バンクーバー五輪まで12日であと1年に迫った。来年の本番は「アラフォー」世代の活躍が期待される。その代表格が日の丸飛行隊が活躍した72年札幌五輪の年に生まれたスキー・ジャンプの葛西紀明(36=土屋ホーム)だ。8日のW杯ビリンゲン大会(ドイツ)で3位に入り、史上最年長表彰台に立つなど衰えはない。代表となれば通算6度目で、冬季五輪では日本人最多、世界でも最多タイの大記録達成となる。悲願の個人メダル奪取で新たな伝説をつくる。

 すでに5度経験していても、「五輪」だけは変わらない輝きがある。36歳の葛西は、まるで初出場を目指す若手のように興奮を隠さない。「W杯、世界選手権もいいが、やっぱりだれもが注目する五輪は重みが違う。さすが自分と言えるように死に物狂いでやりたい」。日本人最多、世界最多タイとなる6度目の代表へ強い決意をにじませた。

 長い現役生活で手に入れた勲章は数知れない。W杯は日本人最多タイの15勝。今回はチェコで行われる世界選手権は、10度目の代表入りで2個の個人メダル(銅2)に輝いた。しかし、五輪は94年の団体銀メダルだけ。ともに戦ってきた原田雅彦氏(現雪印コーチ)、船木にはある個人メダル。「自分だけないのはおかしい」と執着する。

 年齢からくる衰えは、同じベテランの岡部が「筋肉オタク」と評するほどの努力で補ってきた。若手の伊東も「いつも部屋で腹筋とかやっている。すごいストイック」と言うように日々の鍛錬が強靱(きょうじん)な肉体をつくってきた。負けず嫌いも人一倍だ。今オフ、W杯総合首位を走る19歳のシュリーレンツァウアー(オーストリア)が立ちハードル跳びで160センチ近く跳ぶ姿を見て衝撃を受けた。今季終了とともに肉体改造に着手する。「30歳を過ぎて若い時の自分を維持することを目指してきた。でも世界と差がついた。もう1度肉体をいじめたい」と向上心を持ち続ける。

 ハードなトレーニングは、ケガなどのリスクが多い。それでも、葛西は悲願に向けて進化しなくてはならない現実をしっかり受け止める。8日のW杯では3位に入り、岡部の35歳2カ月を抜き36歳8カ月の最年長表彰台記録を更新。肉体改造が成功すれば頂点も現実のものとなる。「今回で最多? でも年齢では兄さん(38歳の岡部)がいる。14年ソチ大会(41歳)でメダルを取って伝説をつくりたい」と真顔で言い放つ。バンクーバーはまだ通過点。日本勢が表彰台を独占した札幌五輪の年に生まれた五輪の申し子が、最高峰の舞台で主役を演じ続ける。

 [2009年2月12日10時3分 紙面から]


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