2009年01月27日

「ドラマ、してますか?」じゃなくて、視てますか?

TBSお得意の“蔵出しもの”「黄門 第39部」「渡鬼」も含め、今年も出揃っ

た「1月ドラマ]群。ゴールデン帯だけで実に19作。

テレビ大国ニッポン面目躍如!というか、どこが不況なんだい(笑)

 

今や視聴率も15パーセントを獲れれば朝青龍型バンザイ”も可能。

少し前なら「15」じゃ大手を振って局の喫茶コーナーでお茶も飲めない恥ず

かしさだったが、このご時勢では20獲れればもう「神様」。

で、ちなみに19作の中で平均15パーセント以上のドラマは何作あるかを

チェックした。

 

4週の平均が24パーセント越えというNHK大河「天地人」は幸先の良いス

タートで、今後のブッキー(妻夫木)がどんな名将になるのか大いに期待し

たい。

後は、薫ちゃんが居なくなった「相棒」(テレ朝)が大健闘。ユタカの豊か?

な好演ぶりが冴えて2週までで19.7。寺脇は複雑だろうなぁ。

3位はやはり固定客に支えられているフジの“月9”枠「ヴォイス」。医大生5

人の青春群像ドラマで瑛太主演(石原さとみがなかなかの味)。これが2週

平均で17.6。ツエー!

 

その他、「キイナ」(日テレ)。女性捜査官役の菅野美穂ちゃんが(1回目)

6.5でオッ?!着実に数字を獲る菅野だから多分、失速はない(笑)。

後ひとつ。ドラマ界の金太郎飴「渡鬼」が3週平均15.3パーセントで健在

ぶりをみせている。

 

以上が主な15パーセント越えのドラマ。実に19作中、5作というこの結果

はこちらも世相を受けての「ドラマ不況」なのか。

あのお客(視聴者)さまたちは一体どこに行ってしまったのだろう。

 

それを象徴するような話だが、巨匠・山田太一さんの最後の連ドラと銘打っ

て国民的女優?仲間由紀恵を起用しフジが奇跡を狙っていた「ありふれた

奇跡」が12.5、10.9、10.1と完全に“ありふれて”しまった。

また、野島伸司のラブコメ「ラブシャッフル」は10.0、10.7とこのままだと

シャッフルどころか“チャンプル”になりそうで「野島神話」の復活は…。

 

こんなことを言うと、またしても亀梨ファンから抗議を受けそうだが「神の雫」

(日テレ)はもっと最悪。10.3から7.1に急落。ジャニーズもこれにはさす

がに驚きを隠せないようだ。

しかし、もともと“ワイン・ブーム”なんて定着しない日本の国土。一時の流

行に未だに拘っている製作者側の誤算があったし、責任もあると思う。

マンガが当ったからという安易な物の考え方が裏目に出た顕著な例だ。亀

梨はこの犠牲者ではないだろうか。

 



jeao at 09:35 │Comments(0)この記事をクリップ! 芸能/テレビ関連 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔