
|
韓国は、東南アジアの朝鮮半島の南半分を占める国で、正式名称は、大韓民国。面積は約9万9,000km2、人口は約4,800万人で、首都はソウルです。韓国の国土の70%は山岳丘陵地帯で、北部から東部には太白山脈が縦走しています。平野は西部と南部に広がり、周囲三方の海には約3,400の島があります。日本とは対馬海峡、大韓海峡を隔てて近接し、対馬から釜山まで約60km、福岡からは約220kmの距離にあります。
韓国は、高句麗、百済、新羅の三国時代を経て、統一新羅時代、高麗時代、朝鮮(李氏)王朝時代には、首都をソウルに定め、文化的にも発展しました。19世紀後半になると、欧米諸国や日本、ロシアが開国と通商を要求。日清戦争、日露戦争に勝利した日本は、日韓併合条約を締結させて朝鮮半島を支配しました。1945年8月15日、日本は連合軍に無条件降伏し、朝鮮は解放されましたが、米ソに分割占領され、1948年に南は共和政の大韓民国を樹立。北は、朝鮮民主主義人民共和国を成立。後の朝鮮戦争で北緯38度線を境に南北分断が固定化されました。
韓国は、その後、強権政治や軍事政権が台頭したりしましたが、「漢江の奇跡」と呼ばれる経済的成長を遂げ、近代化、民主化、南北対話の歩みを強めながら、1988年にはソウル・オリンピックを成功させています。2002年には日韓ワールドカップ共催などを通じて反日感情も融和し、「冬のソナタ」などの韓国TVドラマが日本でヒットするなど、日本と韓国との交流も深まりつつあります。
言語:韓国語 人口:約4,800万人
|
|

|
パスポート
残存有効期間 |
入国時3ヵ月以上必要 |
査証 |
不要 |
その他必要事項 |
― |
|
※外国籍の方は別途領事館で確認が必要です。
※無査証の条件として、帰国便航空券の所持等が必要な場合があります。詳しくは大使館にご確認ください。
※急な変更も予想されますので、詳細は大使館にご確認ください。

|
 |
渡航書類
|
|

|
通貨
通貨単位 |
ウォン |
紙幣の種類 (見本) |
3種類
1,000ウォン |
5,000ウォン |
10,000ウォン |
|
|
硬貨の種類 (見本) |
6種類(1・5ウォンは現在流通していない)
10ウォン |
50ウォン |
100ウォン |
500ウォン |
|
|
|
|
両替
韓国では |
銀行、ホテルのフロント、空港、両替所で可能です。
両替の際にはパスポートをご用意ください。また、両替時の外貨交換証明書は、紛失すると、日本円に交換できる額が制限されますのでご注意ください。
500ウォン硬貨のサイズが日本の硬貨と似ており、間違いやすいのでご注意ください。 |
|
|
|

|
持ち込みの制限
外貨 |
無制限(10,000US$以上は要申告)。 |
タバコ |
紙巻タバコ200本、または葉巻50本、またはその他のタバコ250g(21歳以上)。 |
アルコール |
1本(1 以内、21歳以上)。 |
香水 |
2オンス。 |
その他のもの |
土産品(上記品目を除く、購入した物や贈り物として貰った物品)400US$まで。 |
持ち込み禁止品 |
わいせつな、または非人道的な写真・映画・出版物。麻薬。共産主義国で生産された物。果物。種子。干し草。 |
|
持ち出しの制限
外貨 |
入国時に申告した額まで。
※現地通貨を外貨に両替の場合、外貨両替証明書の提示が必要。外貨両替証明書がない場合、1回に限り100US$相当額まで持ち出し可。 |
タバコ |
無制限。 |
アルコール |
無制限。 |
香水 |
無制限。 |
持ち出し禁止品 |
生肉、肉製品の日本への持ち込みは禁止。 |
|
※出国時にすべての荷物の検査をされる。
|
|

|
電圧は110ボルトと220ボルトで、日本の電気製品を使用する際は、変圧器と差し込みプラグが必要です。差し込みプラグはA・C型をご用意ください。ヘアドライヤーはほとんどのホテルのお部屋に用意されています。備え付けていないホテルもありますので、心配な方はご持参ください。
電圧 |
110ボルト/220ボルト |
周波数 |
60ヘルツ |
プラグ形状 |
|
|
※220ボルトが多いので、日本の電気製品を使用する際は、変圧器と差し込みプラグが必要です。
|
|

|
それほど必要ではありません。
レストラン/カフェ/バーで
サービス料込み |
不要 |
サービス料なし |
チップが必要な場合もあります。 |
|
ホテルで
ルームメイド |
1,000ウォン程度(枕銭) |
ポーター |
2,000ウォン |
ドアマン |
不要 |
|
街中で
タクシーの運転手 |
荷物を運んでもらった場合、料金の10% |
|
|
|

|
 |
禁煙地区(地下鉄、空港、ガソリンスタンド、セマウル号車内など)で、喫煙や路上に唾を吐いたり、ガム・吸い殻を捨てたりすると30,000ウォン〜75,000ウォンの罰金となります。 |
 |
空港施設や地下鉄、高層ビルからの風景など撮影禁止のところがありますので、警察官などに注意されたら速やかに撮影を止めてください。また、韓国には写真を嫌う人も多い(特に高齢者)ので、一言断ってから撮影をするようにしてください。 |
 |
夜、街を歩く時には、高価な時計やアクセサリーを身に着けていると、スリ、ひったくりに遭います。大金を持ち歩くのも危険です。外出時、貴重品は必ずホテルのセーフティーボックスに預けてください。 |
|
|
|