岡山放送局

2009年2月12日 12時23分更新

岡山市地盤沈下ほぼ収まる


先月、岡山市の住宅で地盤沈下が起きて地下で下水道管が破損しているのが見つかった問題で、原因や復旧方法を検討する2回目の委員会が開かれ、先月末の応急工事の結果、ほぼ地盤沈下がおさまっていることが報告されました。

この問題は先月16日、岡山市万倍の住宅地で、地面が最大で30センチ程度沈下しているのが見つかったもので、地下の下水道管にひびが入り周囲の地下水や土砂が流れ込んだことが原因の1つと見られています。

10日は、この問題の原因や復旧方法を検討する2回目の事故調査委員会が岡山市役所で開かれました。
このなかで市の担当者から、先月末に市が下水道管の亀裂をふさぐ応急工事を行った結果、地盤沈下がほぼおさまったことが報告されました。

委員会では、原因を確定させるためには地盤の堅さや地下水の量などをさらに調べる必要があるとして、近く改めて調査を行うことを決めました。

次回の委員会は今月25日に行われる予定で、追加調査の結果をもとに原因をほぼ確定させた上で、復旧方法などについて検討することになっています。