2009年2月12日 12時32分更新
全国的に医師不足が深刻となっている中、女性医師が働きやすいように短時間の働き方も認める新たな制度が、永平寺町にある福井大学医学部附属病院で導入されることになりました。医師を目指す女性は全国的に増えていて、福井大学医学部医学科でも現在、学生の4割以上を女性が占めています。新しい制度では、ほかの医療機関から応援に訪れる非常勤の医師と異なり、基本給や諸手当がすべて附属病院の医師と同じ常勤の立場のままで週に2回以上であれば、1日1時間の短時間勤務も認められるということです。診療は、主に各診療科の外来を担当して医師としての技量の低下を防ぐということで、新しい雇用制度は今年4月から導入されます。