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アナ生存競争激化…巨泉事務所が大手傘下に入ったワケ

イーストの完全子会社に

大橋巨泉(クリックで拡大)

 テレビ界に一時代を築いた司会者、大橋巨泉(74、写真)が率いる芸能事務所、オーケープロダクションが大手テレビ制作会社イーストの傘下に入ることになった。どんな事情があったのか。

 関係者によると、オーケープロはイーストの完全子会社になり、巨泉の実弟・大橋哲也氏は社長職にとどまるが、巨泉は会長を退き、イーストの富永正人社長が会長に就任するという。

 オーケープロは1969年、「大橋巨泉事務所」として設立。巨泉の参院選立候補に伴って2001年に名称変更した。小倉智昭(61)、宮川俊二(61)ら元局アナ出身者に加え、藤田弓子(63)、室井佑月(38)といったタレント、文化人を抱えている。

 一方のイーストはフジテレビ系「平成教育委員会」「奇跡体験!アンビリバボー」やTBS系「どうぶつ奇想天外!」などで知られる業界大手。巨泉との関係も親密で、巨泉が出演していた過去に「世界まるごとHOWマッチ」「ギミア・ぶれいく」を手がけていた。子会社イーストプロダクションには元日本テレビの福沢朗(45)が所属する。

 新体制になるオーケープロは今後、お笑いやアイドル部門を新設するなど事業拡大をめざすという。子会社化の狙いについて業界関係者は、「何より仕事先を確保しやすくなるメリットが大きい」と指摘。急激な景気後退でテレビ局の番組制作費が相次ぎカットされる中、高額ギャラが必要なフリーアナやキャストは敬遠されつつある。「イーストが携わっているTBS『ピンポン!』で福沢が司会を務めているように、オーケープロ所属のアナ、キャスターにとって仕事にありつけるチャンスが増える」(同)といい、生き残りを賭けた戦略と言えそうだ。

ZAKZAK 2009/02/12

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