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開発費用/プラン
システム開発の費用見積もりは一体どのようにして行われているのでしょうか?
システムの値段ってどうやって決まるんだろう? システム開発の費用見積もりは一体どのようにして行われているのでしょうか?
通常は、そのシステムを作るまでに何人の人がどのくらいの時間がかかるかを算定してはじき出す方法で計算します。
たとえば、平均的なプログラマ3人が3ヶ月で作る場合には「9人月」と呼び、「1人月」つまり、1人のプログラマが1ヶ月働いた場合にかかる費用が80万円だとすると、9×80=720万円、となるわけです。
それでは、なぜ3人の人で3ヶ月かかると計算されるのか?
システム制作の費用=エンジニアの人数×開発月数 それでは、なぜ3人の人で3ヶ月かかると計算されるのか?
それは、具体的にやる作業を一つ一つ棚卸していき、○○の設計には2人日(2人×1日 or 1人×2日)、制作には4人日、テストには0.5人日、と積み上げていくからです。
ですので、システム開発を依頼した方は、それぞれの工程の設計・制作・テストにどのくらいかかり、全体でどのくらいかかるのか?というのがハッキリと分かるのです。
以上が、システム開発費用のお見積もりに対する簡単な説明になります。
なお、このようなお見積もりは、実際にシステム制作を依頼する場合には必ず出してくるはずです。稀に出さないで総額だけ言ってくる会社がありますが、強い信頼関係が前提になっていて省略されているならともかく、初めて付き合う所であるなら、見積もりがしっかり出せないところには絶対に頼まないようにしましょう。
ちなみに、プログラマ1人が1ヶ月働く費用、つまり1人月の費用は現在では平均80〜100万円程度になっています。(現在はシステム開発に対する需要が高い為、日々高騰している状況です)
なお、大手システム会社の場合、通常、子会社や孫会社、更には委託会社へと仕事を投げる場合が多いため、受注単価と下請け業者に対する発注単価での差益を稼ぐため、1人当たりの単価がかなり高く設定される場合があります。
このような場合は当然、「単価が高い=質が高い」という事にはならないのですが、実際には営業マンに「単価が高いのは質が高いから」と言われて、「そこの会社の名前が有名だから・・・」と言う事で納得している方がとても多いのは残念な事です。
システム開発会社に残る利益は、たったの1割くらいなんです…。
よ〜し!ウチも早速良いシステム会社を探してプロジェクトを進めよう! 重要なのは、一つの会社だけに見積もりを頼まず、二社か三社に見積もりを頼む事です。その結果、どの業者が自分達が求めていた業者なのかが分かるからです。
なお、あまりにも安いところや、早くに完成できるという所は、依頼者が希望したシステムよりもずっと陳腐な物を作ってくる可能性があり、「値段が安い=一番良い」、とはならないのでご注意ください。
また、意図的に当初の値段を下げて受注し、その後、本来必要な機能であったにもかかわらず、あれこれと理由をつけて追加費用をとって、結果的に大きな費用を取ろうという営業方針の業者もおりますので、あまりに都合の良い見積もりには少し警戒してもいいかもしれません。先方もビジネスなのですから、ちゃんとどこかで帳尻が合うようになっているのです。
結果的には、自分の予算の範囲内に納まるのであれば、話を聞いて最も納得できたところに依頼するのが一番いいと思います。あとは、先方とのやり取りも重要な判断要素です。
いくらシステムに関しては素人だとしても、それをバカにしてきたり、説明するのを避けるようなところや、反応が遅い会社も避けるべきでしょう。
また、必要も無いのに何度も訪問するような会社も避けたほうが無難です。
なぜなら、こういった会社は営業費の割合が高くなってしまうため、結果、システム開発にかける費用を削る事になるからです。もしくはそういった営業コストが見積もりの中に上乗せされる事になります。
質の低い完成物を納品される事も、無駄なコストが上乗せされる事も、どちらも依頼者にとっては望ましくない事だと思います。

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