まず、韓国ではあしたのジョーは『挑戦者ハリケーン』という題名に変えて放送したそうです。
名作漫画は国を選びません。韓国でも非常に人気がありジョーに関するパロディー漫画もたくさんあるそうです。そしてやはり、矢吹ジョーも丹下段平もマンモス西もそして力石徹もみんな韓国人として書かれているそうです。しかし元は日本の漫画、ケンチョナヨな設定ではひずみが生じます。そこで金敏腕や金竜飛も玄曹達をベトナム人に変えてしまったらしいです。(多分、このキャラ分けはベトナム戦争の影響が推測される。)
しかし、テレビ放送では金 敏腕(韓国(ベトナム)バンタム級チャンピオン)の登場まではごまかせたけど東洋チャンピオンの金竜飛との対決の回の番組予告で修正せずに「韓国人が出る東洋チャンピオンタイトル対決」と放送してしまい、いきなり放映中止にしてしまったそうです。(当時の韓国のチビッコはわけも分からず、たまったもんではないですね。)ちなみに金竜飛はフェドロという名前に変えたそうです。(聞いたのが日本漫画に精通したアニメ・漫画板の韓国人だったのでよかったが、おそらく大部分がキャンディーX2やガッチャマンのように日本産だと知らないと思います。)
・金 敏腕 − 韓国バンタム級チャンピオン
・金 竜飛 − 東洋バンタム級チャンピオン
・玄 曹達 − 金 竜飛のマネージャー 金の父 青連の部隊の隊長だった。
▼金竜飛のエピソード
朝鮮戦争で孤児になった金は脱走兵の食料を奪うために殺人を犯す。他の韓国兵に見つかりLynchされるが実は殺した脱走兵は「金」の父親だった。その父親は金の為に軍の少ない食料を必死で集めて持ち帰ろうとしたのだった。たった一握りの食料の為に実の父親を殺した「金」は減量で苦しむ矢吹丈を「満腹Boxer」と蔑むのであった。試合開始しても矢吹は「金」に精神的に圧倒され、尚かつ減量苦で試合にならなかった。中盤にさしかかり「金」の「舞舞」が炸裂する。それはRope際に相手を追いつめてDownする逆方向よりPunchを打ち、決してDownさせずに相手を半殺しにする恐ろしい攻撃であった。 |