2009-02-12 ご無沙汰しています
■[WwwNet][Matome]オークション(出品)についてまとめ

私がネットオークションを始めたのはかれこれもう10年くらい前になると思います。
どちらかというと出品の方が多く、今までたくさんの人と取引してきました。
そこでオークション(出品)のコツをまとめてみようと思います。参考になれば。
ちなみに私はヤフオクと楽天オークション、ビッダーズに出品経験がありますが、今回は一応ヤフオクを対象に書こうと思います。
0.出品の前に
■最初の注意点
一.出品は余裕をもって
相手のあることなので、自分の都合通りいかないことも多々あります。スケジュールには余裕を持って。
ずばり言ってしまえば、引越し前などにやるのは絶対にやめましょう。トラブルの元にもなります。
二.面倒ならやらない
そもそもオークションは非常に面倒なものです。面倒でいやならブックオフや清掃局にお任せしましょう。
三.欲を出すな、リサイクルと思え
欲を出すとうまくいかなかった時精神的ダメージになります。逆に期待しなければいい結果に終わるものです。
四.相場は調べろ
自分が出そうとしているものが他に出品されていないか、されたいたら相場はどのくらいかは知っておきましょう。
価格を決めるのは出品者ではなく落札者です。
■用意するもの
・デジカメ(携帯のカメラでも代用可)
私は持ってるデジカメより携帯の方が画素がいいので、携帯で撮っています。
商品写真がないと入札はまず見込めないと思っていいでしょう。品物が本当にあるかどうかすら分からないのですから。
なのでこれは必ず必要だと思ってください。
・巻尺定規
建築用(?)の金属巻き定規か、洋裁用のビニール巻き定規か、なければものさしでもいいですが巻き定規の方が便利です。(梱包後の大きさを測れるため)
・料理用はかり(なければ体重計でも代用可)
小物を多く出品する人は小型はかりはあった方が便利です。多くの体重計は500g刻みでしかはかれません。
・セロテープ
梱包用に、あると便利です。
・サランラップ
商品を直接包むのに新品を使用します。こうしておけば、外側の包装材がリサイクル品でも問題ありません。
雨が降っても大丈夫! にもなります。
・お店の紙袋や再利用のぷちぷちなど
好き好きだと思いますが、オークションであって通販ではないのですから梱包財はリサイクル品でいいのではないかと思います。私は通販もよく利用するので、それを再利用したり、お店の紙袋の取っ手を取り外して使ったりします。
・振込先となる銀行口座
これがないと落札金額を受け取れません。用意しましょう。どこがいいのかは後述します。
■あったほうがよいもの
私の経験則から、提示した中で一番多い支払口座はズバリ「ゆうちょ銀行」です。
やはり全国どこにでもあるネットワークは強いです。あとネットバンキングの口座(主にイーバンクとJNB)も結構使われます。JNBとイーバンクならば振込手数料の安さかイーバンクが若干強いです。
ちなみに私は他に三菱東京UFJ、新生銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行などを提示してますがこの中でじぶん銀行のみ一度も指定されたことがありません。
・切手
小さめの定形外普通郵便なら切手さえあれば、郵便局に行くことなくポストから投函することができます。
お金に余裕のある人はオークションか金券ショップでシート買いしておくと便利です。50円と10円があれば何にでも対応可能です。
また逆に、切手支払い可能のオークションを落札する時にも使えます。
意外と知られていないようですが、ゆうパックの支払いにも切手は使えます。
・自分の宛名を印刷したラベル
これもいちいち書くよりはあった方が便利です。ハンコを作っておくという手もありますね。
いずれにしても専用伝票がある宅配系には使えませんが。
・宅配系の伝票
自分がよく出す宅配の伝票は家に常備しておくと便利です。稀に着払いで、という人もいるので着払い用伝票も。
1.商品の写真を撮る
オークションでは写真が物凄くものを言います。なのでここは頑張って撮影しましょう。
元の写真がきれいに撮れれば後から修正する必要もありません。
<下準備>
(1)出品物をきれいにする
人に渡すという点からしても、きれいにしておくことはエチケットでもあります。
埃まみれなどもっての他。水がついても平気なものはたいていの汚れはメラミンスポンジで落ちます。
(2)配置する
撮影はできるだけ自然光が入る部屋がいいと思います。時間帯もできるだけ室内が明るくなる昼間を選びましょう。
直射日光だと明るすぎるので、光が入る室内の光が当たってない場所がベスト。
配置する際、背景に白い紙や布を敷いたりする人もいるようですが、私はどちらかというと壁紙や床が写っていたほうが「本当に持っています」という信憑性がある写真になると考えているので特にそういうことはしません。
写真の取り方はざっくりとポイントを上げるとすれば
a.近すぎず遠すぎず
b.暗すぎず明るすぎず
c.ピントをきちんと合わせて
この3点だけ。これさえ守っておけばそんなに修正も必要としません。
ようはサイトに載った段階で、きちんと見ることができればいいわけです。
雑誌などは表紙に書いてある文字が読めたほうがいいでしょうし、柄の洋服だったらそこまで細かいところが見える必要はありません。ものによって必要な情報は異なってくるのでそれは考えて撮影しましょう。被写体との距離(近すぎず遠すぎず)もこの辺りで決まってくるとは思いますが、だいたい被写体が小さくなるにつれ距離も縮まると考えればいいでしょう。
携帯で撮影した場合は必ずPCに転送して確認しましょう。小さい液晶だと細かいアラはわかりません。
この写真の出来が落札価格を決めるといっても過言ではないので、できるだけ上手に撮影したものを採用しましょう。ここを面倒くさがってはいけません。
<複数枚の写真、どう撮る?>
ヤフオクでは最大3枚の写真を掲載可能ですが、これを最大限使う場合、どういう風に撮り分けたらいいでしょうか。
私は主にこうしています。
- どんなものでも全体が写るもの一枚
- 付属品がやたら多い場合はそれを写したもの一枚
- ブランドのギャランティカードなど接写が必要な部分はそれ単独で一枚
全体像は絶対にあった方がいいです。でないと「何か隠したいのか」と勘ぐられることにもなります。
パッケージが分解できるようなものは、まず梱包(全体)と引きでバラしたところ、などとするとよいと思います。
こういうのは通販のカタログやサイトが参考になるかもしれません。
あと大きさを把握させるために他のものを写りこませるのもいいかもしれません。ただしその場合は「写真の××は付属しません」の一文を商品紹介に忘れずに入れること。
買う側にとって魅力が分かる部分があればそれは必ず入れましょう。例えば限定版につくオマケ、未開封である証拠など。
あと最後の注意ですが、ヤフオクの仕様で写真までのディレクトリ名(各フォルダ名)に日本語が含まれているとアップロードがうまくいきません。つまりWindowsの場合「デスクトップ」に画像をおいてしまうとうまくいきません。Cドライブ直下などに半角英字のフォルダを作っておくなどしてそこに画像は格納しておきましょう。これは意外な盲点なので注意してください。
2.サイズ・重さをはかる
ここでおおまかなサイズ・重さを把握しておきましょう。
小物であればいわゆる宅急便の60サイズにおさまるかどうか、書籍関連であれば厚みが1cm以内か2cm以内か、重さは、といったところがポイントになります。
当然買う側の心理からすれば送料が安くなるのがベストなわけですから、買う側の気持ちになってできるだけ安い送料になる方法をあらかじめ探しておきましょう。
以下に知っておくと便利な発送方法をまとめておきます。
●Yahoo!ゆうパック(https://takuhai.yahoo.co.jp/ypack/init)
コンビニ、ファミリーマートかローソンから出すことができます。一定以内の大きさであれば重さのみで料金が決まってオトクです。軽い大きなものを送るときには有利ということですね。送り状を書く必要がありませんし、ヤフオクのサイトから申し込みもでき、相手に通知する機能もあるので便利です。
出品時にはYahoo!ゆうパックを使えるかどうかのオプションを設定できるので、近所にファミマかローソンがあって発送可能な場合は必ず指定しましょう。
●ゆうメール(http://www.post.japanpost.jp/service/you_mail/index.html)
旧冊子小包です。書籍かそれに順ずるもの(DVDとか)であれば使えます。中に他のものが入っていないか証明するために封筒の一部を開けなければなりません。料金は重さによって決まります。2Kg以内だったら、クロネコメール便の方が得。
●EKPACK(エクスパック)500(http://www.post.japanpost.jp/service/expack/index.html)
500円で専用封筒を買い、それに入れてポストに投函すれば全国どこでも500円で送れます。追跡も可でポスト投函ではなくきちんと送り主に配達されます。
定形外普通郵便が500円を超えてしまうようであれば検討の余地はあります。
●クロネコメール便(http://www.kuronekoyamato.co.jp/mail/mail.html)
A4サイズ1cm以内が80円、2cm以内が160円で送れる優れもの。パッケージDVDなら2枚で160円で送れます。
昔は個人契約が必要でしたが今はコンビニから出せます。セブンイレブンならnanacoで支払いも可能。
佐川のメール便と比べると結構時間がかかる印象があります。そのせいか追加料金での速達もあります。
●らくらく家財宅急便(http://www.008008.jp/kazai/index.html)
自分で持ち込むにも大変な家具・家電に便利なサービスです。集荷に来てくれて、相手先の都合に合わせて配送してくれます(一部対応していない地域もあり)。詳しくはWebで。
●簡易書簡(ミニレター)
郵便局で買える、のりしろがついた封筒になる便箋です。25gを超えなければ中に紙片などを入れられるので、チケットなどの発送に便利です。2009年2月現在で60円なので通常の封書よりもオトク。ただし保証が無いので高額の金券を入れて送るのは考えた方がいいかもしれません。
3.写真を編集する
撮った写真がそのまま使えるクオリティなら問題ないですが、余分な容量を削るためにも写真は編集しましょう。
必要以上に余白があっても邪魔なだけですが、あまりにも余白が無いのも不自然です。そこはバランスで。
もし写真が暗かったり、コントラストが悪かったりすればここで調整します。
ただし写真を複数枚掲載する場合、他とのバランスを考えないと嘘くさくなってしまうので注意しましょう。
大きさは、だいたい500×500前後がいいと思います。携帯に関しては勝手に小さくしてくれるので考えなくても大丈夫です。
たまに写真を流用されないように文字列を含ませたりする人もいるようですが、こういうのも家の壁や床が写っていれば防げる(もともと流用されない)のではないかと思います。
画像編集ソフトは、Googleが無料で配布しているPicasa(http://picasa.google.co.jp/)がお勧めです。(Mac版はやっとβバージョンが出たばかりのようですが、Win版はなかなか使いやすいですよ)
4.商品説明を書く
いきなりヤフオクの画面から書くのはもっての他。あらかじめテキストファイルにしてHDDに保存しておきましょう。
何かあった時でもすぐに復帰できますし、再出品時にも便利です。
説明にはHTMLを使うことができるので、文字強調などをうまく利用して見やすい商品説明を作成しておきましょう。
はてなのユーザならばあらかじめ自分のはてなダイアリーで見栄えを確認しておくという裏技も使えますね。(ただしはてな記法はHTMLではありませんので注意!)
今はオークション側のオプションも増えて、商品説明に書かずともいろいろなことが設定が可能になってきましたが、あらかじめ伝えておきたいことは必ず書きましょう。そうすれば後から落札者に何か言われても「商品説明にも書いてます」の一言で反撃できます。
例えば私は商品説明に「急ぎますという要求には応じられない」と書いていますが、「早く払ったのだから早く送れ」と言ってきた人に対しても「商品説明にも書いてます」の一言で黙らせることができました。
<トラブルを防ぐためには入れておきたい文言>
- 自分の都合(発送に時間がかかる、梱包財は新品ではない等)
- ノークレーム・ノーリターンである旨
- ジャンク品(動作保障なし)である旨
- 写真にはあるが、付属しないもの
- 標準付属品の有無
- 傷や汚れの有無、商品の状態
- 一定期間以上連絡が取れない場合の措置(落札者都合でキャンセルにするなど)
<落札者にうれしいオプション>
これらはオークションでのオプションでも指定できますが、有料の場合もあるので説明に書くほうがいいことも。
また可能であればタイトルにも入れましょう。
- 「切手支払可」
- 「限定版」
- 「新品」
- 「未開封」
- 「新古品」(所持期間は長いが一切使っていない品物という意味)
- 「送料込み」
あと私は新品の家電などを出品する場合は「万が一の故障の場合は初期不良なのでメーカーに問い合わせてください、当方では対応しかねます」と書いたりもします。
余計なトラブルを防ぐためには、あらかじめできること、できないことを明確にし、それを明示するといいです。
できることはだいたいオークションのオプションで設定が可能なので、できないことはあえて書いておくといいでしょう。安価な商品の「切手支払不可」などがそれに当たるでしょう。
あと落札者はかなり送料を気にするので、あらかじめ重さや大きさが分かっているならば最安の送料を書いておくといいでしょう。相手がいくら払えば手に入るのかの指標となって便利だと思います。
落札者にとってうれしい情報と、自分を守る為の情報。これは必ず入れましょうという感じです。
<検索にひっかけるキーワード>
だいたいの落札者は、目当てのものを探してきます。(そうしないと膨大で見切れないからですが)
なので、検索にひっかかりやすいキーワードは商品説明に入れましょう。
特に雑誌などは、インタビューを受けている人の名前などを入れると思わぬ入札に繋がることもあります。
あまり関係ないキーワードをずらずら入れても直接の入札には繋がらないのでやめましょう。
<他と差をつけられるアピールポイントは前面に出せ>
私の昔の話ですが、ビタミン剤を出そうとしたら海外物の安いビタミン剤が大量に出品されていました。
なので、タイトルに「安心の国産品!」という文言を入れて出品したところ見事いい値段で落札されました。
他と一味違う、いいところは前面に出してアピールしましょう。
そうではないところは、一応商品説明には書いて、クレームの元にならないようにしましょう。
5.出品する
いよいよ出品です。これも時間に余裕のある時にやりましょう。特にはじめての場合、いろいろなオプションがあってよく分からなくなったりすることが多々あります。
出品はヤフオクのトップから「出品する」のリンクでもいいですが、あらかじめ自分が出品したいカテゴリに飛んでおいてそこの「出品する」リンクから飛ぶとカテゴリ設定する必要がなくなるので楽です。
先にも書きましたが今のヤフオクは振込み口座や発送方法など様々なオプションが設定可能です。一部は有料ですが、基本的な情報はだいたい無料で設定できるようになっているので、これはフル活用しましょう。商品説明を短くすることもでき、すっきりとした出品ページを作ることができます。
<出品期間・落札日時について>
出品期間が長ければ長いほどいいというわけでもないようで、どちらかというと出品期間に週末が含まれているかどうかが重要なようです。やはりそこは人目に触れますので。
時間はやはりネットが込み合う時間帯がいいといえばいいですが、込み合いすぎて…ということもあるかもしれません。
参考までに、私は出品期間5、6日で金曜の21時〜22時に終了というパターンが多いです。
<カテゴリについて>
先にも述べた通り、特定のカテゴリを流し見するなどということは膨大な時間がかかります。だいたいは検索で調べてきますので、あまりカテゴリで奇をてらったりしても意味はありません。適切なカテゴリにするのが一番です。
複数候補があって迷ったら、全く同じものが多く入札されているカテゴリにするというのも手だと思います。
6.見張る
出品中も手を抜いていてはいけません。あまりにも評価が悪いユーザが入札していたらチェックして入札を取り消す、などの作業は怠らないようにしましょう。全体としての評価がプラスでも、「悪い」評価が一定以上入っているユーザは要注意です。
今のヤフオクは落札者都合で落札権利を辞退するとシステムから自動的に悪い評価がつきます。連絡がつかない、入札するだけしてキャンセルしまくる人などはこの「悪い」評価がついている可能性があるということです。
連絡つかず、入札キャンセルは正直一番厄介なパターンなのでそれを防ぐためにも悪評価が入っているかどうかは入札者全てに対してチェックしましょう。
それから商品説明にもあらかじめ、悪い評価がついている人は入札取り消すことがある旨を書いておきましょう。
出品者は品物の閲覧件数、ウォッチリストに入れた件数などを見られます。落札までのこの時間もなかなかスリリングで楽しいものなのでそれらを見てにやにやしながら堪能しましょう。
7.連絡を取る
見事落札されたら、「取引ナビ」から連絡を取ります。
基本的に出品者から先に連絡をしましょう。稀に落札後すぐ連絡してくる落札者もいますが、だいたいの落札者は出品者からの連絡を待っています。
これもあらかじめテキストでテンプレートを作っておいて張り付けるだけにしておくと便利です。
ここでは自分の情報と、相手の個人情報を知らせて欲しい旨を書けばいいでしょう。何か都合があって発送に時間がかかるなどの場合はそれも先に書いておくと余計なトラブルを防げます。またその場合は「大変申し訳ありませんが」と必ず下手に出ること。
相手が再度連絡してきて支払い口座などが決まったら、今度はこちらから支払い口座などを連絡します。ここでタイプミスなどをしてしまうとかなり面倒なことになってしまいますので、これもまたテンプレを作っておくといいでしょう。
私が取引していてよくいるのが、最安の発送方法はメール便だと記載しているにも関わらず定形外でと言ってくる人。これには2パターンいて、郵便局を信頼しているのでわざと指定している場合とメール便と書いているのを読んでいない(気付いていない)人です。
なのでこういう場合は面倒でも一度確認した方がいいです。確認すると結構な確率で「じゃあメール便で」と言ってくるので。
8.発送
振込み・入金が確認できたら発送です。
梱包はあまり過剰すぎても相手先のゴミを増やすことになりますし、かといって簡素すぎても問題です。これも通販で自分が買物してみた時のことなどを参考にして自分なりに考えるといいでしょう。
当然ですが相手の住所は間違えないように。これもプリンタで印刷してしまえば確実です。手で書く場合は分かりやすい文字(上手な文字ではありません)で大きくハッキリと記載するようにしましょう。
発送手続きが終わったら必ず取引ナビから相手に連絡しましょう。定形外普通郵便やいくつかの発送方法は紛失のリスクもありますし、こちらから連絡しないとそれもなかなか発覚しません。
多くの出品者はこの段階で落札者の評価をしているようです。評価し忘れを防ぐためにも、この段階で評価をつけてしまうのがいいと思います。あるいは取引ナビではなく評価で「発送しました」と知らせるというのも手です。
<トラブルを防ぐために>
日本人には一定の確率で日本語が通じない人もいるようなので、トラブルが起こらないわけではありません。出品する時点でそれは覚悟しておきましょう。トラブルがイヤならば何か他の方法でその品物を処分すればいいだけの話です。
また、できるだけ未然に防げるようにあらかじめ対応しましょう。商品説明の曖昧さや手抜きがトラブルを生むことも多々あります。
一番多いのが落札者と連絡がつかなくなるパターンだと思いますが、これは商品説明にあらかじめ一定期間以上連絡がつかなくなったら落札者都合で削除する旨を書いておきましょう。でないと実際に品物の代金が支払われていないのにシステム手数料だけ徴収されてしまいます。
出品の場合は落札に比べればまだトラブルは未然に防げるのではないかと思います。落札で犯罪をするのは難しいですからね。
またヤフオクの場合携帯オンリーではないのでその辺りもまだマシなのかなという印象があります。未成年使用不可(建前上は)になっていることもありますしね。
おわりに
最初の文章を書いた時、「そうか、私みっつもオークションサービス使ったことあるんだ!」と思いました。
ヤフオクを私が最初に使った時はまだ完全無料で出品できた時代でした。
とはいえそのためサーバも虚弱で、出品作業中にアクセスできなくなって今まで入力した情報が全てパー、ということもよくありました。出品説明をあらかじめテキストで作っておくというのはここから得た教訓でもあります。
十年近くオークションをやってきて、いろいろトラブルもありましたが、自分が「不要だ」と判断したものに他の人が価値を見出してくれるというのはなかなか気持ちのいいことでもあります。面倒さはありますがそれを埋める充実感も得られたりするので、時間がある人には是非試して欲しいと思います。