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京都の金属加工会社を1億円脱税容疑で告発 大阪国税局

2009年2月12日

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 金属くずの売り上げを隠し、法人税約1億800万円を脱税したとして、大阪国税局は、金属加工会社「八幡金属」(京都府八幡市)と河木繁雄会長(73)を法人税法違反の疑いで大阪地検に告発した。重加算税(約3200万円)を除く脱税分はすでに納付したという。

 関係者によると、同社は07年8月期までの3年間、金属部品の製造過程で出るくずを回収業者に売却する際、架空の企業名で取引し、売却代金計約3億6千万円を申告しなかったとされる。金属くずが現金取引であることを悪用し、脱税した金は預貯金や有価証券の購入資金にあてたという。河木会長は「現金だけが頼り。少しでも多く残したかった」と話したという。

 同社はトヨタや京セラなどの孫請け企業で、07年8月期の売り上げは約45億円。

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