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(元)登校拒否系 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2007-11-30

セクハラ研修受講生への重大なお知らせ

02:24 | セクハラ研修受講生への重大なお知らせ - (元)登校拒否系 を含むブックマーク はてなブックマーク - セクハラ研修受講生への重大なお知らせ - (元)登校拒否系 セクハラ研修受講生への重大なお知らせ - (元)登校拒否系 のブックマークコメント

「ちゃん」付けで減給1万704円 山梨大教授


http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071130/crm0711301219020-n1.htm


 数年前まで、全国展開している会社でアルバイトをしてました。週に一日しか勤務してなかったんですが、そこからは数ヶ月ごとに分厚い「セクハラ研修資料」なるものが送りつけられてきました。大きなところだけに、問題も多いのかもしれない。とは言え、こんなに頻繁に注意されると、まるで既に自分が悪いことをしているんだろうかと不安にもなったものです。

 入って次の年の行事で、改めてセクハラについての注意点が説明されました。そこでビックリしたのが、担当の方がガイドラインを読み上げるたびに大きな笑い声(200人くらいの職員がいました)が起きるのです。っていうか、話している人自体が笑っていました。その人は、次のようなことを言っていました。

〜〜するのはアウトです。もちろん、実際に〜〜して幸せな結婚に結びついた事例もあります(大きな笑い)。でも〜〜しないでください。どうしてもやられる方は(笑い)「職を賭して」いるのだということを踏まえた上でお願いします。

 なるほどなー、と思いました。要するに、セクハラガイドラインというのは、絶対的なルールではなくて、むしろ適度な逸脱があらかじめ予期されているようなもののわけです。

 上で紹介した新聞記事へのブクマコメントなどを見ると、「「ちゃん」付け」で処分というのは厳しすぎるという声が多いようです。しかし、問題は、「ちゃん」付けが許されるかどうかという一般論のレベルにはありません。そうじゃなくて、処分を受けた教授が『LEON』系ちょい悪オヤジだったのか、秋葉系キモオタだったのか、ということです。

 セクハラ研修会で「〜〜するのはOK」「〜〜するのは×」みたいに説明されるガイドラインは、「じゃあどうすればいいのか」という指針を一般的に示してくれたりはしません。だから、研修を受けたらかえって混乱した、という人も多いんじゃないでしょうか?

 そうだとしたら、研修担当者が重要な教育ビデオを上映するのを忘れていたせいかもしれません。これがYouTubeで人気動画になっていますので、とりあえず見ておきましょう。


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