8日、アメリカ議会で近日、「アメリカと中国の途上国への影響力の比較」という175ページにわたる詳細なレポートが提出される。そこからアメリカの「焦り」が見て取れるという。写真は06年12月、北京で行われた「中米戦略経済対話」の記者会見。
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ファイル名: CFP387279098.jpg
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中国の影響力に焦り?議会にレポート提出へ―アメリカ
2008年9月8日、環球時報によると、アメリカ議会で近く、「アメリカと中国の途上国への影響力の比較」という175ページにわたる詳細なレポートが提出されるという。中国社会科学院アメリカ研究所の樊吉社(ファン・ジーシャー)氏によると、「中国の影響力が大きいことへの焦りだ」という。
レポートはアメリカの専門家十数名が共同で執筆。3つのパートから構成されており、議員のための資料として編纂された。レポートは「ここ10年間、中国のソフトパワーは外交・経済・貿易や投資の諸局面で国際的に影響を与えている」と分析する。
いまだアメリカが優勢な立場にあるとしながら、中国の外交は途上国との相互利益をめざして経済関係を結んでおり、インフラ整備などに貢献している。
さらに内政不干渉の原則をもって外交に臨んでいる。そのため、途上国からのイメージがよいという。
また、アメリカは小国軽視などから、国際的なイメージが2002年以降後退していると分析しており、アメリカ外交に影響しているという。
樊氏によると、現在民主党の副大統領候補となったバイデン氏らの要請により、中国外交に関するレポートの作製が要求されたことがあり、中国のアジアとラテンアメリカにおける影響力の分析が行われた。
今回のレポートは中国の影響力が高まる中、アメリカの今後の戦略について書かれたもので、アメリカの焦りが見て取れると話している。(翻訳・編集/小坂)
レポートはアメリカの専門家十数名が共同で執筆。3つのパートから構成されており、議員のための資料として編纂された。レポートは「ここ10年間、中国のソフトパワーは外交・経済・貿易や投資の諸局面で国際的に影響を与えている」と分析する。
いまだアメリカが優勢な立場にあるとしながら、中国の外交は途上国との相互利益をめざして経済関係を結んでおり、インフラ整備などに貢献している。
さらに内政不干渉の原則をもって外交に臨んでいる。そのため、途上国からのイメージがよいという。
また、アメリカは小国軽視などから、国際的なイメージが2002年以降後退していると分析しており、アメリカ外交に影響しているという。
樊氏によると、現在民主党の副大統領候補となったバイデン氏らの要請により、中国外交に関するレポートの作製が要求されたことがあり、中国のアジアとラテンアメリカにおける影響力の分析が行われた。
今回のレポートは中国の影響力が高まる中、アメリカの今後の戦略について書かれたもので、アメリカの焦りが見て取れると話している。(翻訳・編集/小坂)
2008-09-10 08:23:29 配信
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