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【群馬】非常勤2人派遣了承 群大小児科医会 館林厚生病院小児科医問題2009年2月12日 群馬大医学部が館林厚生病院(館林市)に派遣している小児科常勤医二人を三月末に引き揚げる問題で、同学部小児科医会は十日夜、医会所属の医師二人を四月から週一日ずつ非常勤として同病院へ派遣する方針を了承した。 派遣する二人のうち一人は、四月に館林厚生病院から群馬大医学部付属病院(前橋市)へ配置換えとなる医師。もう一人は、同付属病院の勤務医ではないが、同医会に籍を置く医師を充てる。 小児科医会によると、館林厚生病院の小児科は四月以降、平日午前に一般の外来患者を受け付け、午後は完全予約制で外来診療を行うという。同医会が派遣する非常勤二人だけでは医師が足りないが、医会は「平日で外来診療が不可能な日がないよう、病院側が対応すると聞いている」と説明している。 この問題について、群馬大の鈴木守学長は常勤医を引き揚げる代わりに非常勤医三人を配置する考えを示していた。 (中根政人)
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