今週の番組紹介
第51回3月25日放送
今週は、今話題を呼んでいる「気仙沼ホルモン」を気仙沼市内の老舗和菓子店「コヤマ」の5代目で、地元若者のグループ「気楽会」の代表、小山裕隆(こやま ひろたか)さんにご紹介していただきました。
気仙沼を楽しくする会「気楽会」
「気楽会」は、気仙沼を楽しむ会、気仙沼を楽しくする会で、昭和50年代の気仙沼生まれの若者が集まり毎週必ず定例会を行い、そこで生まれるアイディアの実現に向けて活動を行っています。
気仙沼ホルモン」とは
「気仙沼ホルモン」には3つの要素があります。まず第1に、生の豚ホルモンであること。第2に、味付けが味噌にんにくベースであること。そして第3に、千切りキャベツにウスターソースをからめて食べること。基本はこの3つをもって“気仙沼ホルモン”といいます。
気仙沼では、ホルモンは食べ方とおいしさが分からず、食べられてはいなかったようですが、約50年前、市内の精肉店の社長が韓国の人から味付けを教わったものが気仙沼ホルモンの味の基本となり、現在の味噌にんにくの味付けになったそうです。
気仙沼の新しい観光資源としてPR
最近、メディアで取り上げてもらえるようになったのは、私たち「気楽会」が約1年前からPRしてきたのがきっかけだと思っています。当時、気仙沼の人は全国どこでもこの食べ方をしているものだと思っていましたが、気仙沼を出てみて、地元のホルモンの食べ方が独特であることに気付きました。地元で永年親しまれている食べ物だということ、ほかの地域に無い独特の食べ方だということ、そしてなによりインパクトのある味付けで食べておいしいこと。これは気仙沼の新しい観光資源の一つとして、アピールすればブームになると確信しPRしてきました。
ビールとの相性も抜群!
「気仙沼ホルモン」は、豚のホルモンを十分焼いて、しゃきしゃきのキャベツにウスターソースをかけて食べるのに尽きます。ビールとの相性も抜群で一度食べたら絶対病みつきになります。また、栄養バランスも良く、ヘルシーな食べ物としてもアピールできます。
来月になると気仙沼も桜の季節をむかえますが、市内を流れる大川の桜並木の下、持ち込んだ七輪で“気仙沼ホルモン”を焼きながらの花見見物は定番になっています。
この「気仙沼ホルモン」は、気仙沼市内の11店舗のホルモン焼肉店で食べることができます。この11店舗の場所が一目でわかる「気仙沼ホルモン・食べ歩きマップ」を作成し、気仙沼市内では私の「コヤマ菓子店」に置いてありますが、「気楽会」のブログからもネット配信していますのでご活用ください。
さて、ここで宮城の特産品プレゼントのお知らせです。気仙沼の特産品といえばフカヒレです。そこで今週は、温めるだけで本格中華が味わえる味付け済みの「フカヒレ姿煮」2人前を5人の方にプレゼントいたします。プレゼントをご希望の方は、ハガキに住所、氏名、年齢、性別、電話番号、番組の感想をお書き添えのうえ、〒107-8066 TBSラジオ ストリーム 「いいトコ!みやぎ」 フカヒレプレゼントの係まで。3月31日(月)の消印有効です。なお、当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
JR池袋駅東口、地下鉄有楽町線または丸の内線35番出口すぐの“宮城ふるさとプラザ”には、今日ご紹介した気仙沼をはじめ、宮城県の観光パンフレットを取りそろえていますので、こちらにもぜひお立ち寄りください。
来週は、JR池袋駅東口にあります宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」から、イベントや人気商品などをご紹介します。どうぞ、お楽しみに!
- ○「気楽会」ホームページ
http://www.nakamati.com/koyama/kirakukai/ - ○気仙沼市ホームページ
http://www.city.kesennuma.lg.jp/ - ○「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」ホームページ
http://www.sendaimiyagidc.jp - ○みやぎ観光NAVi
http://www.pref.miyagi.jp/kankou/