2009-02-11 07:00:00

ニッチ ~「オンリーワン」と「ナンバーワン」~

テーマ:ビジネス
テレコムスクエアの戦略は
典型的なニッチ(すき間)戦略です。
ニッチマーケットなら少ない資本(ヒト・モノ・金)で
ムリせず事業を始めることができるから。

しかし、ただニッチを狙ったわけではありません。
そのマーケット自体が
この先の成長が見込めるかどうかがポイントであり、
レンタル携帯ビジネスは
この条件にピタリと合致したものでした。
この先の拡大が見込めるマーケットであれば
やるべきことをキチンとやることで
業界の成長に合わせて会社が成長できるから。

一人で会社を始めた当初はライバルがいなかった。
やっているのはうちの会社しかない、
つまり「オンリーワン」。

その後マーケットが拡大しライバルが参入。
「オンリーワン」から「ナンバーワン」を目指さざるを得なくなりました。
先行している分単なるナンバーワンでは許されるはずもなく、
目指したのは「超ナンバーワン」。

ニッチビジネスは、
ただ「オンリーワンだから」とうそぶいていると
立ち行かなくなることがあるのが怖いところ。
マーケットがおいしく成長すれば
大企業が参入してくるし、
逆にもともとニッチなので
マーケットそのものが消えてしまうこともあるし。
だからこそ、圧倒的ナンバーワンになって
その強みを活かし
新たなマーケットに対してイノベーションを仕掛けていくことが大切。


まさしく今のタイミングがそれ。
新たなマーケットへのチャレンジに向けて機が熟したと感じています。
ここまでの逆風は予想外だが、基本シナリオ通り。
あらゆることにチャレンジしていくため、
環境変化が強制的なプレッシャーになり
会社を動かしていく事につながるのではないかと思っています。
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