最後の上り坂を上がりきってゴールし、雪上に倒れ込む石川遼=10日午前11時39分、栃木・きぬがわ高原CCで
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男子プロゴルファー石川遼(17)=パナソニック=は10日、クロスカントリースキー合宿3日目を終了した。14日の渡米直前で4日間ボールを打たない“異種スポーツトレ”が、逆にゴルフへの集中力を高めている。米ツアーデビュー戦のノーザントラスト・オープン(19−22日、米カリフォルニア州・リビエラCC)に向け「ゴルフに集中できるようになった」と話した。
米ツアーデビューの渡米まであとわずか。この大事な時期に4日間もゴルフから離れて雪山にこもっているが「クラブを握ってなくても不安はない。逆に、帰ってからの球打ちが楽しみ」と笑顔。疲れがたまってきたこの日は、午前中に13キロ走破をし、午後は休養。卓球やダーツなどでリフレッシュした。
アマチュア時代は冬も大会があったため、オフがなく「2日もクラブを振らない日があったら不安になるし、打ち始めたときにスイングが崩れていた」という。だが、プロになってからの徹底した打ち込みでスイングが体に染み込み、ゴルフから離れている間はイメージトレや素振りだけでも大丈夫。クラブを握っていない、この合宿中も部屋でのシャドースイングだけは続けた。
逆に、日常にメリハリを付けることで「ゴルフにすごく集中できるようになった。これは今オフ初めての感覚」と収穫は大きい。11日の午前中まででトレーニングは打ち上げ。その後は一気にデビュー戦に向けて気持ちを高めていく。 (竹村和佳子)
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