今月17日から4日間、新潟県で開催される「第64回国体冬季大会」のスキー・バイアスロン競技会に出場する県選手団の結団壮行式が9日、富山市の県民会館で行われた。
今大会の回転競技には、富山市立水橋中3年の宮崎恵理花選手ら中学生3人も初めて参加する。結団壮行式には、団長を務める石井隆一知事ら約60人が出席。県旗が、石井知事から副団長の五十嶋博文・県スキー連盟副会長を経て、旗手を務める県立雄山高3年、千重彩華選手=ジャイアントスラローム少年女子=に手渡された。
石井知事は「持てる力、技、エネルギーを存分に発揮して素晴らしい成績を」と激励。選手団を代表して、五十嶋副団長が「中学生ら次世代を見据えた選手団となった。5位を狙い頑張ってきます」と述べた。その後、全員で「ガンバロー」と気勢を上げ、国体での活躍を誓っていた。【青山郁子】
毎日新聞 2009年2月10日 地方版