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2005-02-22

うつ友サークル@東京(仮称)

| 15:05 | うつ友サークル@東京(仮称) - (元)登校拒否系 を含むブックマーク はてなブックマーク - うつ友サークル@東京(仮称) - (元)登校拒否系 うつ友サークル@東京(仮称) - (元)登校拒否系 のブックマークコメント

うつ病の当事者グループができたようです。僕もさっそく加入してみました。

http://utsutomo.exblog.jp/

toledtoled 2005/02/22 15:07 ただ、たしか似た名前のやや怪しげな団体があったような気がするので名前はちょっと変えた方がいいかも。。。

あるまぢろあるまぢろ 2005/02/22 17:45 やっぱりそう思うよね(笑)どんなコードネームがふさわしいだろうか?

santaro_ysantaro_y 2005/02/24 11:44 すみません。今リンク元辿ってたらこちらの記事と2個下の記事になぜかトラックバックが打たれてしまってました。完全にスパムになってます。お手数ですが削除してもらえますでしょうか。ホントに申し訳ありませんでした。

toledtoled 2005/02/24 13:27 コメントありがとうございます。「はてな」内のブログにリンクを貼った場合、自動的にトラックバックが送信されるようになってるみたいです。なので気にされる必要はないのではないでしょうか。いちおう削除はしときました。

santaro_ysantaro_y 2005/02/25 02:00 どうもお手数お掛けしました。
おそらくちょっと付け足しの更新した時に送られたんだと思います。自動送信も便利なようで難しいところもあるようで。
どうもご迷惑お掛けしました。またよろしくお願いします。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/toled/20050222

2005-02-17

『不登校、選んだわけじゃないんだぜ!』

| 22:29 | 『不登校、選んだわけじゃないんだぜ!』 - (元)登校拒否系 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『不登校、選んだわけじゃないんだぜ!』 - (元)登校拒否系 『不登校、選んだわけじゃないんだぜ!』 - (元)登校拒否系 のブックマークコメント

このエントリーにスパムコメントが集中していたのでいったん削除してアップし直します。つけていただいていたコメントはエントリーの下にコピペします。

本が出ました。




「不登校は病気じゃない、自分で選んだんだ」そう言った瞬間にこぼれ落ちていく本当の気持ちと背負わされていく責任、見えなくなる現実。もと小学校不登校者である若き研究者と、もと明るい不登校エリートが、不登校ハッピーエンド説を蹴散らし、リアルな言葉をさぐる。

共著にはなっていますが、僕が書いたのは第4章だけで、大部分は貴戸理恵さんの文章です。

理論社の「よりみちパン!セ」というシリーズに入っています。イラストは100%ORANGEの及川賢治さん。ブックデザインは祖父江慎さん+cozfish。奇数ページの絵はパラパラ漫画になっていますのでお楽しみください。

貴戸さんと編集者の方には、このような機会を与えてくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。特に貴戸さんには、僕が途中で投げ出してしまった草稿を直してもらうなど、本当にお世話になりました。もちろん、僕の文章への最終的責任は100%僕にあることは言うまでもありません。

貴戸さんと僕は、この本の中で、新しい不登校の肯定の言葉を模索しています。矛盾だらけで、支離滅裂で、読み終わってもスッキリしない、そんな本になっていると思います。

感想・批判・異論・質問などがありましたら是非コメント欄↓にお願いします!! トラックバックも歓迎です。


元のエントリーにいただいていたコメント↓

cafe_noir 『買います・・・。でも実は、理論社の同シリーズでは小熊英二の本が一番読みたいです。』(2005/02/17 20:56)


たけし 『読みました。本当にすっきりしない読後感だよ(笑)。でも、結局不登校とは「生き様」なんだろうな。否定しようが肯定しようが、紛れもなく自分の生きてきた人生の一部なんだよ。それが選択だろうが、選択じゃなかろうが、そんなことはどうでもいいような気がしてきた。』(2005/02/17 21:57)


ふやふや 『トラックバックってこれでできてる?よね?
四苦八苦してしまった。これごときで・・・・(汗)』(2005/02/18 02:50)


toled 『> cafe_noirさん
ありがとうございます。同シリーズ僕のお勧めは伏見憲明の『さびしさの授業』です。さまざまな物語を読み解きながら、自己と世界とのつながり方について考える本です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652078048/toled-22』(2005/02/18 11:29)


toled 『>たけし
読んでくれてありがとう! そうなのです。すっきりしない本です。読み終わったあとモヤモヤして、色々と考えてしまう本になってたらうれしいです。

>否定しようが肯定しようが、紛れもなく自分の生きてきた人生の一部なんだよ。

僕もそう思います。登校拒否を受け入れやすいように加工するのではなく、その全体と向き合いたいと思っています。』(2005/02/18 11:36)


toled 『>ふやふやさん
トラックバックちゃんとできてるみたいです。ありがとうございます。』(2005/02/18 11:38)


yasu 『はじめまして。今日買って読ませていただきました。
僕は貴戸さんと同じような境遇(障害者でありかつ障害者問題の倫理学について研究している院生)でして、もやもやというよりは、「うん、僕の言いたいこと言ってくれてる」という気持ちが大きかったです。別に安易に肯定する気はないんですが、僕としてはけっこう(著者の意に反して?)爽やかな読後感でした。貴戸さんの前著『不登校は終わらない』もとてもおもしろかったですし。ただ、あの本は最後のところがちょっと尻切れトンボのような感も受けたので、それはこれから僕も含めた「当事者本人でかつ研究者」の陥りやすい罠も振り返りながら、さらに研究していく必要がありそうですね。僕自身は、大きく言えば「他者」の問題と「分配」の問題に絞って研究し続けてきましたし、これからもたぶん続けていくと思います。
何よりも、ご出版おめでとうございました。
http://yasuyasuyasu.blogspot.com』(2005/02/18 22:52)


toled 『yasuさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
yasuさんのような異分野の方に興味を持って読んでいただけるのはとてもとても嬉しいです。「障害も不登校も同じだ」などと言うことは決してできませんが、分野を超えて共通する困難や課題があると思います。僕も(たぶん貴戸さんも)、不登校に限らない様々なマイノリティーの思想に強い影響を受けつつ不登校について考えています。
「他者」について、yasuさんの問題意識と重なるかどうかわかりませんが、このブログの「登校拒否解放の(不)可能性」という連載で考えています。お時間のある時にお読みいただけると嬉しいです。』(2005/02/18 23:18)


yasu 『こちらこそ、ご丁寧にレス下さりありがとうございました。深く読み込めているかどうか分かりませんが、拝見いたしました。非常に興味深いと感じました。なかでも、デリダ、青い芝、アイリス・ヤングを引いてこられているところに非常に関心を持ちました。たしかに青い芝って「反―普通」ではあるんですが、じゃあ自分たちの生活はどうなってもいいのかといえばそうではなく、いわゆる「メインストリーム」といわれる障害者運動、つまり介助保障や生活保障のことも同時に訴えていました。このあたりは「同化」と「排除」の二分法では理解不可能だと思っています。その「理解不可能さ」を僕たちは言語化しなければならない、と思っています。本当、皮肉なことだと思いますが…。
僕自身も、これまでフェミニズムの問題、いわゆる「第三世界」と「私たち」が名づける世界で生きている人たちの思想などを、「他者を表象することの不/可能性」という論点で考えてきました。ですから、不登校の問題も、障害者の問題とはもちろん個別には違うにせよ、「他者を表象/代理すること」そのものを問うという思想の中には位置づくのではないか、と思っています。
あと、障害者の場合は、身体障害の場合だと「学校が身体的理由で入学を拒否する」というところが問題だし、知的障害の場合は、「能力があろうがなかろうが試験が0点でも高校に入れろ」というのが「関の山」だと思っています(もちろん、個別の文脈ではそれが重要な問題であるんですが)。でも、それでは学校を含む社会の問題のほんの一部にしかならないように思うのです。その点、不登校の問題(あえて「問題」というカテゴリーを用いる暴力は、引き受けるつもりです)は、むしろ「学校に行く自明性」を逆照射するところに、可能性を感じています(って、言葉で書くとものすごく「評論家」っぽくなってしまいますね…)。』(2005/02/19 07:35)


toled 『>ですから、不登校の問題も、障害者の問題とはもちろん
>個別には違うにせよ、「他者を表象/代理すること」
>そのものを問うという思想の中には位置づくのではない
>か、と思っています。

これは難しいですね。表象の暴力の問題。貴戸理恵さんは『不登校は終わらない』の中で、不登校者が周囲の人間によって表象され、自ら語ることができない状況に追い込まれていることを指摘しています。がしかし一方で彼女自身も不登校の声を拾い集めて本に書くことによって「表象」に手を染めているわけです。単純にいい悪いを超えて、考えるべきテーマがたくさんあると思います。』(2005/02/20 17:17)


チャマ 『はじめまして。
数週間前に買いました。でもって2時間で読み終えました。でもって、現役不登校の息子小4に読み聞かせてます(^^)
けっこうキビシイ突込みしまっせぇ、ウチのボン。
ちなみに私自身も幼少の砌に不登校を経験してます。遺伝学的に良い研究対象になれそうな親子かもです、オホホ。
最近息子のことなんかをブログし始めたところで、トラックバックっつーものをしてみたのですが…どうなんだろ、不安です。
本の感想ですが、確かにアッチ飛び、コッチ飛びでしたけど、不登校って考えると本当にそんな感じになりますよね。
私もシューレご当地支部のようなところに顔を出したりしますのですが…本に関しては良くぞ言ってくれました、と思います。
不登校は意図せざる結果(選択)によるものだと思っているのですが、そういう考察のきっかけをこの本から頂いたと思っています。
長くなりましたけど、ステキな本をありがとうございました。』(2005/04/17 22:26)


toled 『チャマさんはじめまして。本を読んでくださってありがとうございます。本は支離滅裂ですが、読んだ方が考えるきっかけになれたとすればうれしいです。トラックバックなのですがこちらの方で受信できていないようです。よろしければもう一度送信していただけますか。』(2005/04/18 01:12)


チャマ 『toledさん、すみません(~~;;;
無謀にもはてなダイアリー以外のブログからのトラックバックに挑戦しておりまして、「ガイド」を読みつつ、私の記事にリンクも貼らせて頂きましたが、果たして成功したのやら。。。です。
ごめんなさい。とんでもないご迷惑をお掛けしてしまったようで平謝りです!!』(2005/04/18 02:19)


チャマ 『度々失礼します。
投稿ボタンを押したら出てきました♪どうやら成功したようです。
お騒がせ致しました〜〜〜(ィヤッタ!)』(2005/04/18 02:22)


toled 『できてました! ありがとうございます。』(2005/04/18 02:23)


チャマ 『こちらこそ、お騒がせ致しました。
オタオタオしてしまって、一言書き忘れました。
>本は支離滅裂ですが、
いえいえ、支離滅裂ではなかったと思いますよ。
ついでに書かせて頂きますと…
不登校って「行きたいけど行きたくない」んじゃないでしょうか?
自分のブログにも書きましたけど、「行きたい」と「行きたくない」の出所が違うからなんだと思っています。
ナゼ「行きたい」とか「行くべき」のかの理由には、良識とか他の人と一緒が安心とかいろいろの理由がマゼコゼになっていると思います。
「行きたくない」という理由には、問題解決のための考察に集中したいから(無意識の選択?行動?要求?)や防衛機制や学校に行き辛くなっちゃったとか、こちらもマゼコゼだと思います。
不登校って支離滅裂と言えばそうですし、超複雑系と言えばその通りでもあると思うんです。
この絡み合った糸を解こうとしたら、それはそれはあれもこれも考えないことにはねぇ、って思います。
そして不登校っていうのは、相反する考えや感情が同時に存在するものでもある、って思います。
それをそのまま正直に表現しようと思ったら、誰が書いても一見支離滅裂になるんじゃないかな?
あ、でも本は、本当に支離滅裂ではなかったと、私は思います。
ホントーに。』(2005/04/18 20:14)

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2005-02-15

アニータさん

| 22:50 | アニータさん - (元)登校拒否系 を含むブックマーク はてなブックマーク - アニータさん - (元)登校拒否系 アニータさん - (元)登校拒否系 のブックマークコメント

チリのアニータさんは僕の憧れの人の一人です。

そのアニータさんについての「報道ステーション」のニュースで、「4人の子どもたち。父親は全て違うという」*1というナレーションが入っていました。これってサベツじゃないでしょうか? なんでそんなことをわざわざ言う必要があるんでしょうか? まるでそれがいけないことみたいな言い方でした。アニータさんに対しても、子どもたちに対しても、同じような境遇の人に対しても、すごく失礼なことだと思います。

*1:うろ覚えなので正確な引用ではありません

toledtoled 2005/02/15 23:07 もちろん「父親が違う」ということ自体は悪いことでもなんでもないので、その事実を指摘することは必ずしも差別ではないでしょう。でも、「報道ステーション」のナレーションは、そのことでアニータさんを貶(おとし)めようという悪意のこもったもののように感じました。

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2005-02-07

お見舞い

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精神科に入院しているあるまぢろさんのお見舞いに行ってきました。総合病院の開放病棟なので、あまり精神科らしい特徴は見られませんでした。

あるまぢろさんは比較的調子よさそうでした。病院での生活は「退屈だよ〜」と言っていました。

しばらくの間、二人で「うつトーク」をしました。あるまぢろさんも僕も、自分がうつ病だという自覚(病識)を持つまで時間がかかったことを話し合いました。思えば僕は、10年くらい前から漠然とした困難をかかえていました。それを「うつ病」として認識して治療を始める気になったのは、約1年前のことです。漠然とした困難に「うつ病」というレッテルを貼ることによって、困難を語る語彙(ごい)を手に入れることができたのだと思います。

お互いに「治ればいいね〜」と言い合いました。

また、あるまぢろさんは、うつ病患者の当事者サークルのようなものを作れないかと話していました。

cafe_noircafe_noir 2005/02/10 00:51 こんにちは。ご連絡ありがとうございました。返信しましたので、ご覧下さい。では失礼します。

toledtoled 2005/02/10 10:29 お返事ありがとうございます。

あるまぢろあるまぢろ 2005/02/10 22:23 当事者サークルはぜひやりたいです。

toledtoled 2005/02/11 14:11 当事者サークル、いいですね。退院おめでとうございます。

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2005-02-06

精神科病棟実況中継

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精神科に入院中の「あるまぢろ」さんの日記です。

http://blog.so-net.ne.jp/armadillo/

あるまぢろあるまぢろ 2005/02/07 20:22 精神科入院記は数あれど、実況中継は他にないでしょう。ご来訪お待ちしております。

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2005-02-02

精神病院見学会

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精神病院に入院中の「うつメイト」であるノアノアさんのお見舞いに行ってきました。ノアノアさんのお連れ合いである「あるまぢろ」さんと一緒に行きました。

精神病院とは言え開放病棟だったので、ぱっと見た印象では普通の病院と変わりはありませんでした。ノアノアさんは1週間で入院生活に飽きてしまったようで、翌日には退院することになっていました。

病院でおしゃべりをした後バスで駅前のスターバックスに行って3人で「うつ談義」をしました。うつ病はつらいですが、同じ問題を抱えている者同士で語り合うのは楽しいものですね。

また、「もし状態が悪くなったら入院というオプションもあるんだな」ということがわかって少し安心しました。

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