女子プロ・藤田幸希が応援に訪れ、プロVS報道陣のリレー対決に勝ってハイタッチ=栃木・きぬがわ高原CCで
|
 |
栃木・きぬがわ高原CCでクロスカントリースキー合宿を行っているプロゴルファー石川遼(17)=パナソニック=の元に、朗報が届いた。日本時間9日発表の世界ランクが2つ上がって64位に。遠ざかりつつあったアクセンチュアマッチプレー選手権(25−3月1日、米アリゾナ州)の出場権に再接近した。また、女子プロの藤田幸希も陣中見舞いに現れた。
◆「ヘンな気分」
試合に出ていない遼クンが2ランクアップ。前週の欧米ツアーで闘った上位選手の成績による変動や、キャリアが少ない遼クンは、ポイントが減算されにくいという効果もあってのことだが、「下がるのは分かるけど、何もしてないのに上がったなんてすごくヘンな気分」と遼クンは苦笑い。それでも、アクセンチュアマッチプレー選手権への出場の可能性が上がったことには「出られたらラッキー。直前まで分からないけど、ウエイティングでも出られたらうれしい」と期待を込めた。
同大会は、次週15日(日本時間16日)発表の世界ランクによる上位64選手が1対1で闘うトーナメント戦。棄権選手が出れば65位以下に繰り下がってくるが、遼クンはまさにボーダーライン上。
また、対戦はランキングによる1番目と64番目、2番目と63番目…となっている。1位のタイガー・ウッズが出場する可能性は低いが、出場できれば、ガルシア、ハリントン、Vシン、ミケルソンと、世界のトップ選手と闘うことができる。
60位で元日を迎えてから下がりっぱなしで、前週は66位と黄色信号が点っていただけに、うれしい情報だ。 (竹村和佳子)
この記事を印刷する