十勝毎日新聞社ニュース
自然満喫139人滑走 十勝千年の森クロスカン
雄大な景色の中、一斉にスタートする参加者(山下僚撮影)
【清水】第10回十勝千年の森クロスカントリースキーフェスティバルが、8日午前9時半から十勝千年の森(ランラン・ファーム、町羽帯南10線)のクロスカントリースキーコースで開かれた。管内外から139人が出場し、大自然を楽しみながらさわやかな汗を流した。
十勝クロスカントリースキー協会、十勝毎日新聞社、十勝千年の森主催。11キロ、8キロ、5キロの3種目に分かれて行われ、5キロコースには長野五輪のスキーノルディック複合日本代表でスポーツキャスターの荻原次晴さんも“参戦”した。
開会式では林光繁十勝毎日新聞社社長、高薄渡清水町長が「自分のペースで楽しんで」などとあいさつ。参加者はスタートの合図で一斉に滑り出し、白い息を吐いてゴールを目指した。全員が完走し、両手を上げてゴールした荻原さんは「いいコースでした。私より何年も人生の先輩という人もおり、久しぶりにアスリート魂に火がつきました」と笑顔で話した。(藤原剣)
さすが五輪選手
5キロコースを一番に滑り終えた帯広市在住の名和靖史さん(50)は、終始マイペースで完走。例年は11キロで滑るが、荻原さんと一緒にと5キロでエントリーした。最初から荻原さんの後につき、「1つの蹴りで前に進む距離が全然違う。さすが五輪選手」と感心しきりだった。
景色を見ながら
クロスカントリースキー歴40年という帯広市の佐藤光志さん(60)は、3月の大平原クロカンの練習を兼ねて11キロコースに出場。1着でゴールし、笑顔を見せた。「途中の上りが長く、なかなか大変だった。下りは景色を見ながら滑れ、自然を満喫できた」と楽しんだ様子。
「十勝千年の森クロスカントリースキーフェスティバル」の動画は こちら(2月8日)
「荻原次晴さん講演会」の動画は こちら(2月7日)
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