「命がなくなる」などと不安あおり印鑑購入させる 都内の印鑑販売会社の関係先を捜索
東京・渋谷区の印鑑販売会社の販売員が、「このままでは命がなくなる」などと不安をあおって、女性らに印鑑を購入させたとして、警視庁は、特定商取引法違反の疑いで関係先を捜索している。
捜索を受けているのは、渋谷区の印鑑販売会社「新世」の事務所など。
警視庁によると、新世の女性販売員2人は2007年以降、JR渋谷駅前で、50代の女性3人に、「このままでは命がなくなる。のろいから家族を守るためには、印鑑を買わないといけない」などと言って、1本数十万円の印鑑を購入させた疑いが持たれている。
警視庁は、「新世」が数年前から同様の手口で高額な印鑑を販売していたとみて、販売実態を調べる方針。
(02/10 14:25)