2009年2月10日 19時5分更新
先月、柳川市の飲食店で暴力団幹部の男が拳銃で撃たれた事件を受けて、柳川市では10日、暴力団の追放を訴える緊急の決起大会が開かれました。
柳川市では先月20日、市内の三橋町のビルの1階にある飲食店で、道仁会系の暴力団幹部が拳銃で左胸などを数発撃たれ、大けがをする事件が起きました。
このため、柳川市では10日、暴力団の追放を訴える緊急の決起大会が開かれ、市や市民団体などおよそ1000人が参加しました。石田宝蔵市長や柳川警察署の大塚正義署長らがあいさつしたあと、市議会の龍益男議長が、「今回の事件で観光の街、柳川のイメージが大きく損なわれた。
勇気を持って暴力団を社会から根絶していこう」との大会決議を読み上げました。
また全員で「暴力団を恐れない」などと声を上げました。
このあと参加者たちは、発砲事件の現場近くの西鉄柳川駅前で街頭活動を行い、市民にチラシを配布して暴力団の追放を訴えました。柳川市は、今回の事件を受けて暴力団の追放対策に的を絞った条例を今月から施行しています。