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WTCの価格は99億円 府・市の共同鑑定
地方議員に「不適切な寄付」 神戸製鋼社長が辞任へ
19歳タクシー強盗 タバコのDNAが一致
事故米転売 なぜ不正は繰り返されたのか
マンション女性殺人 元交際相手「犯行は数日前に思いついた」
私立高の入試 始まる
三笠フーズ社長ら5人を逮捕 事故米転売
強盗殺人の少年 度々、同じタクシー会社を利用
「ろうそく」で虐待 母親も逮捕
エキスポランドが閉園へ 経営再建を断念
最終更新日時:2009年2月10日 20:19
 

WTCの価格は99億円 府・市の共同鑑定
取材に応じる橋下知事
橋下徹知事が掲げるWTCへの大阪府庁移転構想で、その行方を左右するWTCの不動産鑑定結果が出ました。鑑定額は約99億円で、府が示していた価格に極めて近いものとなりました。
橋下知事が掲げるのは、大阪市の第三セクター「WTC」を大阪府が買い取って府庁を移転するという構想ですが、双方がそれぞれ行った不動産鑑定では「買う側」の府が95億円、「売る側」の市が150億円と、実に55億円もの開きがありました。これでは売買交渉がうまくいかないと、大阪府と大阪市は共同で第三者に鑑定を依頼していました。その結果、WTCの土地と建物は約99億円という鑑定額が出ました。大阪府の鑑定に近い金額です。橋下知事は「今の府庁にいるだけで損なので、早く移ったほうがいい」「99億円という鑑定額で、それがはっきりした」と語りました。一方、大阪市の平松市長は「できるだけ高い額が出たら良かったが、この額が軸になると思う」と話しています。今後、この鑑定額を軸に交渉が続けられます。橋下知事は来年度予算案に盛り込み、議会に提案する方針です。
( 2009/02/10 20:18 更新)
地方議員に「不適切な寄付」 神戸製鋼社長が辞任へ
辞任する水越会長(左)と犬伏社長(右)
神戸製鋼は10日、地方議員に対し政治資金規正法で禁じられた不適切な寄付を行っていたことを明らかにしました。社長は3月末に引責辞任します。
神戸製綱所の犬伏泰夫社長は会見で「(不適切な寄付を)防げなかった責任を痛感し、退任を決意しました」と話しました。不適切な寄付を行っていたのは神戸製鋼の加古川製鉄所・高砂製作所・山口県の長府製造所です。神戸製鋼によりますと、これらの事業所は2001年以降の8回の地方選挙で、神戸製鋼所の労働組合が推薦する候補者の後援会活動費約2700万円を肩代わりしていました。寄付を受けたのは兵庫県と加古川市・高砂市・山口県下関市の現職議員5人で、うち4人は神戸製鋼の社員、1人はOBです。今回の問題は国税局の税務調査で指摘され、判明したものです。問題を受けて、犬伏泰夫社長と水越浩士会長は3月末に引責辞任します。
( 2009/02/10 19:57 更新)
19歳タクシー強盗 タバコのDNAが一致
19歳の男を乗せた車(兵庫県加古川警察署)
兵庫県稲美町でタクシー運転手が殺害された事件で、事件現場で見つかったタバコから検出されたDNAが、逮捕された男のものと一致していたことがわかりました。
強盗殺人の疑いで逮捕された兵庫県加古川市の19歳の派遣社員の男は、10日午後、身柄を神戸地検姫路支部に送られました。男は去年12月、兵庫県稲美町の公園の駐車場でタクシー運転手の永田三郎さん(当時54)を刃物のようなもので殺害し、売上金などを奪った疑いが持たれています。調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めた男。男を知る人は「普通に話していても、いきなり何かに怒って物に当たったり暴言を吐いたりした。いきなりガラっと性格が変わってしまって、わけが分からなくなる」と話していました。
これまでの調べで、事件現場に落ちていたタバコに付着した唾液のDNAが男のものと一致したことなどが、逮捕の決め手になっていたことがわかりました。また、男は犯行の直前、「ヤマグチ」という偽名を使って電話でタクシーを呼び出していましたが、男の携帯電話にタクシー会社への通話履歴が残っていたことも新たにわかりました。永田さんが勤めていたタクシーは「ユーザー拒否(発信者番号通知拒否)で電話がかかってきたので、警察にも報告した。(事件後は)ユーザー拒否と公衆電話の深夜の受け付けはしていない」と話しています。男は「金がほしかった」と供述していて、警察は犯行に至った詳しい経緯を調べる方針です。
( 2009/02/10 19:52 更新)
事故米転売 なぜ不正は繰り返されたのか
輸入米の価格を示した農水省の文書
事件から5ヵ月で大きな節目を迎えた事故米転売事件は、農水省のずさんな監督体制や米業界の歪みなどを浮き彫りにしてきました。なぜ不正は繰り返されたのでしょうか?関西テレビの取材に対し、元幹部社員がその実態を語りました。

1977年に三笠フーズを立ち上げ、ワンマン経営で率いてきた冬木容疑者。事故米を扱い始めたのは、宮崎容疑者の会社を買収した1997年頃とみられます。問題が明るみに出て以来、冬木容疑者と宮崎容疑者は「相手が主犯格だ」と責任をなすりつけあってきました。しかし元幹部は、犯行の主導は「二人三脚」だったと証言します。
「宮崎氏と冬木氏の利害が一致して自然に始まった。お互いが持ちつ持たれつの形」(元幹部社員)。

一方、こうした犯行が簡単に行えたことについて、監督官庁である農水省も責任を免れません。これまでにも検査のずさんさや業者からの接待などが指摘されてきましたが、関西テレビは、農水省が三笠フーズの輸入米の購入を助けていたともとれる文書を入手しました。文書には「売渡予定価格」と書かれ、マル秘の文字も刻まれています。
「要するに、国のほうから業者に売る値段が書いてある。(Q.それは予定価格?)そうです。(Q.どんなことが書いてあるんですか?)売却する原料米の銘柄とその値段。(Q.それは通常教えていいもの?)教えてはダメなものです。(Q.それを見せてもらうと業者はどういう入れ方をする?)その値段のままではやっぱり分かるんで、多少上積みして価格を入れます」(元幹部社員)。
その後の農政事務所との「見積もり合わせ」で、三笠フーズはこの書類を基に金額を提示し無事落札できたということです。関西テレビは農政事務所の当時の担当者を訪ねましたが、元担当者は取材には応じませんでした。

さまざまな問題を浮き彫りにした事故米不正転売事件。元幹部は、不正を防ぐための手立てをすぐには思いつかないと語りました。
「悪いことをしようと思った人がいて、それを許す制度があって、それを許すような風土があって、なおかつ実際に動いてる人間それぞれが知ろうとしなかった。それらが全部合わさっていたと思う。人間そのものの良心というか、その辺が回復しない限り、まだまだ起こりうるだろうなと思います」。
( 2009/02/10 20:19 更新)
マンション女性殺人 元交際相手「犯行は数日前に思いついた」
木村容疑者宅の捜索(京都・南区)
京都市右京区のマンションで女性を殺害したとして逮捕された元交際相手の男が「犯行は数日前に思いついた」と供述していることがわかりました。
京都府警は、10日午後、殺人の疑いで逮捕した無職・木村昌平容疑者(25)の京都市南区の自宅を捜索しました。木村容疑者は9日朝早く、右京区のマンションで、元交際相手の石川麻里子さん(23)の首など数ヵ所を刺して殺害した疑いがもたれています。その後の調べで木村容疑者は「殺害を数日前に思いつき、犯行のために合鍵を用意した」と供述していることが分かりました。京都府警では、木村容疑者が殺意をもって犯行に及んだとみて、調べを進めています。
( 2009/02/10 19:49 更新)
私立高の入試 始まる
私立受験の専願者率が過去最低になるなど「私学離れ」の傾向も
大阪、兵庫、京都では、10日から私立高校の入学試験が始まりました。大阪の私立高校では、私学助成の削減を受け、志願者が落ち込んでいます。緊張した面持ちの受験生。大阪、兵庫、京都の私立高校では、入学試験が行なわれ、大阪市の大阪高校でも、約2300人が試験に臨みました。受験生は、「精一杯、頑張って合格を目指します」と緊緊張した様子で話していました。大阪府下の私立高校では、橋下知事の財政再建で助成金が大幅に削減されたことを受けて、半数近くの学校が授業料を値上げしました。その影響もあってか、出願者のうち、私立だけを受験する専願者の割合は20・98%と、過去最低になるなど「私学離れ」の傾向が見受けられます。
( 2009/02/10 14:18 更新)
三笠フーズ社長ら5人を逮捕 事故米転売
冬木三男社長は「間違いありません」と容疑認める
大阪の米加工販売会社・三笠フーズによる事故米の不正転売事件で、大阪府警などの合同捜査本部は10日、社長ら5人を逮捕しました。不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、三笠フーズの社長・冬木三男容疑者(73)と、元顧問の宮ア一雄容疑者(77)のほか、グループ会社の幹部や取引先の社長ら合わせて5人です。調べによりますと、冬木容疑者らは農薬のアセタミプリドが基準値を超えて検出された「事故米」のベトナム産うるち米を、1キロあたり18.9円で農水省などから購入しました。そして、このコメに正規米を混ぜたブレンド米約896トンを、「食用」として1キロ約70円〜100円で熊本などの酒造会社6社に売りつけた疑いが持たれています。冬木容疑者は調べに対して、「間違いありません」と容疑を認めています。事故米は購入時よりも4〜5倍も高い値段で転売されていて、警察では詐欺容疑による立件も視野に、事件の全容解明を急ぐ方針です。
( 2009/02/10 12:22 更新)
強盗殺人の少年 度々、同じタクシー会社を利用
少年の携帯電話に、タクシー会社への通話記録が残っていた
去年12月、兵庫県稲美町でタクシー運転手が殺害され、売上金を奪われた事件で、逮捕された少年は度々、このタクシー会社を利用していたことがわかりました。強盗殺人の疑いで逮捕された兵庫県加古川市の派遣社員の少年(19)は去年12月、稲美町の公園の駐車場でタクシー運転手の永田三郎さん(当時54)を刃物のようなもので殺害し、売上金などを奪った疑いが持たれています。これまでの調べで、少年は以前からこのタクシー会社を度々、利用していて、永田さんの同僚が少年の特徴を覚えていたことから、逮捕につながっていたことが分かりました。また犯行時間の直前には、若い男の声でタクシーを呼ぶ電話があり、少年の携帯電話にタクシー会社への通話履歴が残っていたということです。少年を知る人は、「普通に話してても、いきなり何かに怒って物に当たったりとか、暴言吐いたりとか。女の子に20万円を貸してとか言っていたみたいで、お金はだいぶ困ってたみたい」と話していました。警察は少年が犯行にいたった経緯について追及しています。
( 2009/02/10 12:18 更新)
「ろうそく」で虐待 母親も逮捕
母親は「行き過ぎだった」と容疑認める(大阪・茨木市の自宅)
大阪府茨木市で、6歳の男の子にろうそくを垂らし、やけどさせたとして同居の男が逮捕された事件で、警察は10日、男の子の母親も逮捕しました。傷害の疑いで新たに逮捕されたのは、茨木市に住む29歳の母親です。調べによりますと、母親は先月22日、同居しているガソリンスタンド店員・車田祐介容疑者(27)とともに、6歳の長男がおねしょをしたことに腹を立て、ろうそくを腰や足に垂らし、2週間のやけどを負わせた疑いです。ろうそくは前日、誕生日を迎えた長男の誕生日ケーキのもので、母親が車田容疑者に手渡していました。近所の人は「子供を殺してやる」「お前出て行け、食べさせてやらへん」などと怒鳴る声が聞こえたと話してます。調べに対し、母親は、「しつけの一環と考えていたが、行き過ぎだった」と容疑を認めています。
( 2009/02/10 12:14 更新)
エキスポランドが閉園へ 経営再建を断念
支援するスポンサーが見つからず
2007年5月、20人が死傷するジェットコースター事故があった大阪の遊園地・エキスポランドが経営再建を断念し、閉園を決めたことがわかりました。エキスポランドによりますと、9日の取締役会で閉園を最終決定したということです。今後、エキスポランドは破産手続きに入り、2月末で従業員26人を全員解雇する方針です。エキスポランドは2007年5月のジェットコースター事故以降、ほとんど休業状態で、2008年10月に民事再生法の適用を申請しましたが、スポンサー探しは難航していました。閉園を聞いた近くに住む女性は、「来園が家族の年中行事だったので、すごく寂しい」と話しました。エキスポランドの芝和宏・事業部次長は、「お客様の安全安心の信頼を回復するのが難しかった」と話しました。敷地を管理する日本万国博覧会記念機構は、今年いっぱいをメドに跡地の利用について検討するとしています。
( 2009/02/10 12:08 更新)


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