岡山放送局

2009年2月10日 18時58分更新

新見市議会議員酒気帯びで辞職


8日夕方、新見市の市議会議員が酒気帯び運転で警察に検挙され、この議員は10日、議員を辞職しました。

辞職したのは新見市議会議員の小郷昌一議員(61)です。

新見市によりますと、小郷議員は8日午後5時半ごろ、新見市の県道で軽四トラックを運転していたところ警察官に車を止められ、酒気帯び運転の疑いで検挙されました。

小郷議員は、前日から島根県の民宿で行われていた新見市消防団の幹部との懇親会に出席し、昼までにビールをコップに数杯飲んだあと、バスで新見市役所まで戻り、市役所からおよそ20キロ離れた自宅まで運転して帰る途中だったということです。

検挙されたことを受けて小郷議員は、市議会議長に辞職願いを提出して受理され、10日づけで市議を辞職しました。

小郷議員は「日ごろから飲んだら乗るなと言ってきたのに大変情けない。市民の皆様にご迷惑をおかけし、深くお詫びします」と話しています。

小郷議員は、平成15年から合併で新見市が誕生する前の旧哲多町の町議会議員をつとめ、平成17年の市議会議員選挙で当選していました。