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2009-02-10 16:05:44 stanford2008の投稿

桜井淳所長から東大大学院人文社会系研究科のH先生への質問 -神学研究の方法 7-

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H先生



日本にいるとあまり強く感じませんが、と言っても、あるいは、私の関心が薄く、中には、熱心なひとたちもいるのかもしれません。米国のひとたちは、どうかよく把握していませんが、欧州や中近東には、信仰に熱心なひとたちが多くおり、特に、イスラエルのユダヤ教のひとたち、それから、イランやイラク等のイスラーム教のひとたちは、熱心です。前者は、朝5時半から始まる朝のお祈りに毎日参加し、後者においては、毎日決まった時間にアッラーの神にお祈りしたり、さらに、定期的に断食したりと、日常生活の中に宗教が入り込んでいるように感じています。私が30年前に欧州先進国の一部の国々のカテドラルで建物の外観や建築物としての価値・歴史的位置付けとともに、中に入り、少なくとも1000名、大きなところでは、3000名も収容できそうなカテドラルでのお祈りの様子に接し、やはり、日常生活の中に宗教が溶け込んでいるとの印象を強く持ちました(私の報告文3回連載、「いばらき新聞」、1978年12月19日-12月21日)。日本では、キリスト教でも仏教でも、それほど熱心ではないでしょう。キリスト教では週1回のお祈りでしょうか。仏教でも毎日お線香を上げたり、お経を読むひとは、多くないでしょう。欧州先進国の大きくて立派なカテドラルは、個人や特定の小さな団体・組織の管理下にあるようには思えず、と言うのは、おカネがかかり過ぎ、管理できないでしょう。日本は、個人やごく小さな団体・組織が管理しており、必要経費は、信者が分担して収めています(キリスト教では財政的な献身のことを「献金」と呼んでいるようです)。欧州先進国やイスラエル等の立派な施設はどのような方法で必要経費を捻出しているのでしょうか。日本では、聞くところによりますと、月に信者ひとりが収めるおカネは、月給の一割がめやすのようです。ごく普通の大きさの教会であれば、神父(カトリックの場合の呼び方)あるいは牧師(プロテスタントの場合の呼び方)の月給・光熱費・施設管理費だけでも、少なくとも、月に約100万円かかり、熱心な信者が50名から100名いないと成立しないように思えますが、中には、特に、熱心な団体・組織・個人がいて、大口の寄付等もあるのでしょうか。私は、キリスト教等の神学を研究対象としているだけで、信者ではありませんから、おカネは、まったく収めていません。



桜井淳

2009-02-09 22:17:26 stanford2008の投稿

桜井淳所長から東大大学院人文社会系研究科のH先生への質問 -神学研究の方法 6-

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H先生



日本は、神道と仏教の国で、仏教の場合、先祖代々のお墓は、多くの場合、天台宗(最澄、767-822年、「万人成仏」を説く、寺数約12000・信者数150万人、総本山は比叡山延暦寺)真言宗(空海、774-835年、「即心成仏」を説く、寺数約12000・信者数1100万人、総本山は高野山金剛峰寺)浄土真宗(親鸞、1173-1262年、「絶対他力」と説く、寺数約20000・信者数1300万人、たとえば東本願寺派の総本山は東本願寺)のいずれかの系統のお寺によって管理されており、その流れに沿って、引き継がれていますが、途中で変更しても、また、仏教からキリスト教に変更しても、自由ですが、伝統もあることで、そうするには、なかなか勇気がいるようです。私は、比較宗教学の研究のために、半分は観光気分ですが、近い将来、先祖代々の総本山を訪ね、修行コースを体験してこようと考えています。神学研究において、比較宗教学のひとつとして、みな、真面目に、そのようなことをしているのでしょうか。



桜井淳

2009-02-09 21:49:50 stanford2008の投稿

桜井淳所長から東大大学院人文社会系研究科のH先生への質問 -神学研究の方法 5-

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H先生



1月15日にお目にかかってから、しばらく後、いくつかの偶然の出来事が重なって、ぜひ会いたいと考えていたハーヴァード大大学院神学研究科のW先生と話す機会があり、ハーヴァード大における神学研究の方法と詳細な内容を把握することができました。すでに、1月15日に先生からおうかがいしていたため、特に耳新しいことはひとつもありませんでしたが、それでも、直接聞き出せたことは、大きな自信になり、また、ひとつ、前進したという感じです。先日描いた神学研究の方法を記したピラミッド構造的概念図は修正する必要がないことが分かりました。



桜井淳

2009-02-08 14:25:50 stanford2008の投稿

桜井淳所長から東大大学院人文社会系研究科のH先生への質問 -神学研究の方法 4-

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H先生



私はまだ一度もイスラエルの聖地エルサレムを訪れたことがありません。犬養道子『新約聖書物語(上、下)』(新潮文庫、1980)には、彼女の綿密な現地調査によって得られ、イエスがたどったコースと自然の描写が記されており、大変魅力的な地であるとの印象を強く受けました。私も近い将来、訪問したいと考えております。そして、イエスが生まれたナダレを初め、イエスが弟子達とたどったように、ガリラヤ湖を渡り、ヨルダン河西岸を南下して、昔のエリコ、ベタニア、ベツレヘムを経て(いまも同じ地名のものがあるのでしょうか)、エルサレムまで、ゆっくりと、歩いて旅をしてみたいものです。何も考えずに、ただ、黙々と。距離にしたら約200kmですから、できないことではないでしょう。エルサレム城壁内では、イエスが弟子達と過ごした最後の晩餐の"高間"の場所、それに、イエスが十字架刑に処せられたエルサレムの城壁の北のすぐ外の昔のゴルゴタの丘(いまも同じ地名のものがあるのでしょうか)も見てみたいと考えております。



桜井淳

2009-02-07 21:01:36 stanford2008の投稿

"水戸"だより-「第27回モンテカルロ基礎理論セミナー」の参加者のレベル-

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セミナーへの参加申し込みは、締め切りまでに、あと、2週間ほどあるために、まだ、最終的な集計にはなっていませんが、これまでの途中経過に拠れば、いつも期待どおりの申し込みがあり、今回は、武蔵工大大学院博士課程学生と阪大大学院教員も参加予定になっており、桜井淳所長による特にレベルの高いレクチャーが期待できそうですが、さらに、まだ、偕楽園の観梅 には早いものの、桜井所長は、各種学術セミナーを水戸で開催するようになってからここ2年半の間、すでに約70回になりますが、昼休みには、セミナー参加者を連れて、1時間で回れる千波湖・偕楽園・千波公園の自然と歴史の案内をしており(正式には、改めて、四季折々に開催する1日コースの「弘道館・偕楽園公園の自然探訪・歴史セミナー」も開催しています)、参加者の頭休めにも気配りしています。
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