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福岡市立こども病院:移転問題 「移転撤回を」弁護士ら結成団体、街頭活動 /福岡

 福岡市立こども病院・感染症センター(中央区)の人工島移転に反対する市民団体・こども病院の人工島移転撤回を求める市民会議(代表、羽田野節夫弁護士)を結成した弁護士らが9日、中央区天神の街頭で設立趣旨などを記したビラ約800枚を配布した。

 この団体は市内の弁護士や医師、患者・家族ら約40人で構成。反対運動を展開する複数の市民団体に連携を呼びかけ、計画の白紙撤回に向け、活動を広げたい考え。当面は街頭でのビラ配りを行い、必要に応じて公金支出差し止め訴訟なども視野に検討する。

 街頭活動に先駆けて開かれた結成報告会見では羽田野代表が「子や孫の世代に『負の遺産』を残してはいけない。患者・家族、小児科医ら現場の意見を反映しない推進計画は問題で、決定過程も不透明だ」と訴えた。患者・家族の会の佐野寿子代表は「疑問の声を上げる市民の代弁者になりたい」と話した。

 団体は3月1日午後5時から総決起集会とデモ行進を行う。集合は中央区舞鶴3の浜の町公園。詳しくは羽田野法律事務所(092・715・5251)へ。【鈴木美穂】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2009年2月10日 地方版

 
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