超人気美少女アイドルをプロデュース
少子化で玩具の売り上げが低迷しているという昨今ですが、誕生から42年、現在も年間約100万体を売り上げる驚異の玩具が存在します。その名も『リカちゃん』。もはや国民的美少女といっても過言ではない“リカちゃん”の開発メンバーを直撃しました!
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女の子向け玩具の定番、リカちゃん。誕生から42年たった今も根強い人気を誇ります。
お父さんは音楽家、お母さんはデザイナー。娘のリカちゃんは明るくてちょっぴりあわてんぼうな小学5年生。これ、タカラトミーの人気商品『リカちゃん』のプロフィールです。このリカちゃんの衣装デザインを担当しているのが、開発チームの深尾さん。
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参考にしたファッション誌から写真を切り抜いて、イメージマップを作っています。
リカちゃんの洋服といえば、ドレスにブーツ、アクセサリーに至るまで、大人顔負けのオシャレアイテムばかりですが、そのアイデアはどこから? 「基本は本物のファッションデザインと全く同じ。ファッション誌を片っ端から読んだり、街に出て流行のファッションをチェックしたりすることから始めるんですよ」
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リカちゃんブログはほぼ一日置きに更新。これを読めば、リカちゃんの私生活がのぞけます。
「最近はね、リカちゃんはモデルの仕事にあこがれているんです。オマセでしょ?」と、リカちゃんのことを話すときの深尾さんはまるで本当の母親のよう。驚いたことに、リカちゃんは公式ブログまで持っていて、日々女の子からコメントが寄せられているんです。もはや子ども向け玩具の域を超えた、本物のアイドルです!