2009年2月10日
2月9日、iPhon用ソフト開発で話題となったシンガポールのリム・ディン・ウェンくんが普段の生活について語った(2009年 ロイター/Vivek Prakash)
[シンガポール 9日 ロイター] シンガポールの9歳の少年が、米アップルの携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」用のアプリケーションを開発して話題となったが、日常生活では、宿題を片付けてからの2時間だけコンピューターに向かうごく普通の少年のようだ。
2歳からコンピューターを使い始めたリム・ディン・ウェンくんは、指先でiPhoneのタッチスクリーンに触れることで絵を描け、端末を振ると画面が白紙に戻るというソフト「Doodle Kids」を開発。
同ソフトは「iTunes(アイチューンズ)ストア」で購入することができ、これまでに世界中で2万7000人以上が利用している。
4年生のリムくんは、ロイターに対し「プログラミングは簡単。ただ単に興味を持っているだけ。プログラミングは楽しい」と語った。
父親が地元IT企業のチーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)であることなど、リムくんはコンピューターに囲まれた生活環境で育った。父親によると、リムくんが初めてプログラムについて質問してきたのは2年前だったという。
リムくんは6つのプログラミング言語を操り、これまでに約20のプログラム開発に携わってきた。これに対し父親は「ディン・ウェンは天才ではない。彼はただ一生懸命に取り組んでいるだけ。興味さえあれば誰でもプログラミングは出来るもの」と述べた。
現在新たなiPhone用のゲームソフトを開発中のリムくん。「コンピューターに向かうのは、宿題を片付けた後に1日2時間だけ」と不機嫌そうに語り、家庭での約束事を守るごく平均的な9歳児の生活ぶりを示した。
母親が、学校でのリムくんの成績について「彼は上位3番以内になる必要はなく、10番以内に入ればいい」と語るように、昨年のリムくんはクラスで10番目だった。
リムくんは「有名になりたい訳ではない。ただプログラミング技術が上手になりたいだけ」と、壁に彼の「偉業」を伝える新聞記事が貼られた自室で語った。
2歳からコンピューターを使い始めたリム・ディン・ウェンくんは、指先でiPhoneのタッチスクリーンに触れることで絵を描け、端末を振ると画面が白紙に戻るというソフト「Doodle Kids」を開発。
同ソフトは「iTunes(アイチューンズ)ストア」で購入することができ、これまでに世界中で2万7000人以上が利用している。
4年生のリムくんは、ロイターに対し「プログラミングは簡単。ただ単に興味を持っているだけ。プログラミングは楽しい」と語った。
父親が地元IT企業のチーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)であることなど、リムくんはコンピューターに囲まれた生活環境で育った。父親によると、リムくんが初めてプログラムについて質問してきたのは2年前だったという。
リムくんは6つのプログラミング言語を操り、これまでに約20のプログラム開発に携わってきた。これに対し父親は「ディン・ウェンは天才ではない。彼はただ一生懸命に取り組んでいるだけ。興味さえあれば誰でもプログラミングは出来るもの」と述べた。
現在新たなiPhone用のゲームソフトを開発中のリムくん。「コンピューターに向かうのは、宿題を片付けた後に1日2時間だけ」と不機嫌そうに語り、家庭での約束事を守るごく平均的な9歳児の生活ぶりを示した。
母親が、学校でのリムくんの成績について「彼は上位3番以内になる必要はなく、10番以内に入ればいい」と語るように、昨年のリムくんはクラスで10番目だった。
リムくんは「有名になりたい訳ではない。ただプログラミング技術が上手になりたいだけ」と、壁に彼の「偉業」を伝える新聞記事が貼られた自室で語った。
7 票 | 0 件 | 3 つぶ |