|
|
||
50音インデックス
+++アンソロジー+++ ★『余は汝がいずれなるであろうところのものにして、かつては、汝が今かくあるところのものなりき』 ★天国と地獄の選抜チームがサッカーの試合をした。試合前、「勝ったも同然。名選手は皆、天国にいるから」と語る天使を、悪魔が冷笑していわく、「どうかな。審判は皆、こっちにいるさ」 ★「かみさま、もし しんだあと いきるんなら、どうして にんげんは しななきゃいけないの?」 ★「あなたはどうして じぶんがかみさまだって わかったんですか?」 ★「人生は日常の反復である。だが、いつのまにかずれが入りこみ、同じ行為が変質してしまう。反復とずれ、それが人生の時間の意味だ」 ★「神は人間を、賢愚において不平等に生み、善悪において不公平に殺す」 ★「線路を走る列車のように、人生は見えないレールの上を走っていく。そして、終着駅が近いと知ったとき、〈別の人生もありえたのでは〉と夢を見る。しかし、列車を乗り換えることはできない」 ★「我が命は地球より重い。他人の命は犬より軽い」 ★「人は生まれ、苦しんで死ぬ。人生の要点はそれでつきている」 ★「みんないう。いつか死ぬことはわかっている。しかし、「今」死にたくないのだ」 ★「幸福な人々の死だけ悼もう。つまりごく少数の人々だけを」 ★「---いろいろあったが、死んでみりゃ、なんてこった、はじめから居なかったのとおんなじじゃないか、みなの衆」 ★「雪はげし書き遺すこと何ぞ多き」 ★「死が生にいう。〈おれはお前がわかっている。しかし、お前にはおれがわかっていない〉」 ★「昔の死は、人が、死にゆく人物を演技する喜劇的な悲劇であった。今日の死は、人が、自分の死ぬのを知らない人物を演技する悲劇的な喜劇である」 ★「死の瞬間に何人も悟るだろう。---人生の目的なるものが、いかにばかばかしいことであったかを」 ★「死んで不幸せになった人を、ひとりでも見たことがあるかね」 ★「どんな臨終でも、生きながらそれは、多少ともすでに神曲地獄篇の相を帯びている」 ★「大多数の人間は、死なないですますわけにはゆかないので死ぬだけである」 ★「いかなる人間も臨終前に臨終の心象を知ることができない。いかなる人間も臨終後に臨終の心象を語ることができない。何という絶対的聖域」 ★「おいとまをいただきますと戸をしめて 出ていくやうにはゆかぬなり生は」 ★「生は有限の道づれ旅 ★「〈私の死んだ後、私はどうなるのでしょうか。はっきりおっしゃって下さい〉〈それはすべてであり、そして無だ〉」 ★「幸福の姿は一つだが、不幸のかたちはさまざまだ、とトルストイはいった。同じように、人は、生まれてくる姿は一つだが、死んでゆくかたちはさまざまである」 ★「女ほど世にも尊きものはなし、釈迦も孔子もひょこひょこと生む」 ★「知らず、生まれ、死ぬる人、何方より来たりて、何方へか去る」 ★「死をはじめて想う。それを青春という」 ★「人間は正視することの出来ないものが二つある。太陽と死だ」 ★「同じ夜に何千人死のうと、人はひとりで死んでゆく」 ★「死は終わりを意味するが、残された者には始まりを意味する」 ★「人は死んで三日たてば、三百年前に死んだのと同然になる」 ★「死刑執行人。---もうろくと事故死をふせいでやるために全力をあげる人」 ★「人生の大事は大半必然に来る。しかるに人生の最大事たる死は大半偶然に来る」 ★「君の骨も乾かぬうちに、君の名も行為も忘れられた」 ★「もし自分の死ぬ年齢を知っていたら、大半の人間の生きようは一変するだろう。したがって社会の様相も一変するだろう。そして歴史そのものが一変するだろう」 ★「親も、友達も、みんな死んでゆきました。それくらいのこと、私にだって出来るでしょう」 ★「靴ヲ隔テテ痒キヲ掻ク。生ヲ隔テテ死ヲ描ク」 ★「生が終わって死が始まるのではない。生が終われば死もまた終わってしまうのである」 ★「臨終の人間〈ああ、神も仏も無いものか?〉。神仏〈無い〉」 ★「また臨終の人間〈今、神仏が無いといったのはだれだ?〉。答え無し。---暗い虚空に、ただぼうぼうと風の音」 ★「多病な私はなぜ生き残っているのだろうかと疑ってみる。あの人はどうゆう訳で私より先に死んだのだろうかと思う」 ★「死は推理小説のラストのように、本人にとって最も意外なかたちでやって来る」 ★「自分と他人との差は一歩だ。しかし人は永遠に他者になることは出来ない。自分と死者の差は無限だ。しかし人は今の今死者になることも出来る」 ★「果実に芯があるように、人はだれでも自分の死を自分の中に持っている」 ★「この世で最大の滑稽事とは、自分の死ぬことだ。にもかかわらず、およそ人間のやることで、自分の死ぬことだけが愚考ではない」 ★「死んでどこかわからんとこへゆくということ---見えない風の中に囚われ、宙に漂う地球のまわりを、激しい力でとどめなく吹き飛ばされてゆくということ---ああ、考えただけでも身の毛がよだつ」 ★「臨終の人間〈神よ、世界の終わりの日の最後の審判などいわないで、今審判してください。なぜ、いま、私が---〉。神〈では、いおう。最後の審判がいまだ〉」 ★「あの連中も持っていることを承知の上で、それでも君は「死後の世界」があることを望むのか?」 ★「最愛の人が死んだ日でも、人間は晩飯を食う」 ★「死の一秒前の生者〈おれを忘れるな、忘れてくれるな!〉。死の一秒後の死者〈おれを忘れろ、忘れてくれ!〉」 ★死の瞬間には脳に快楽物質が分泌され、恍惚感が味わえる。 ★「生の快楽と死の苦痛は万人平等である。しからば、なぜそれ以上の平等を求める必要があるのだろうか」 ★「はかない定めの者たちよ! ★「毎日死を考える努力を---死を前にすれば、それ以外のことは無意味になります。人に尊敬されたいとか、社長になるかどうかとか、お金持ちかどうかなど、すべては無力です」 ★「かつて二人の人間がまったく同じ人生の旅をしたことはない。これからもないだろう」 ★「人はいずれ死にゆく存在であり、いっときの延命を騒ぎ立てるより、病を通じて人生の神髄を体得していくことの方が人間として崇高なのではないか」 ★「人を残すのは上の上、名を残すのは中の中、金を残すのは下の下」 ★ 「人生いきちょるだけで丸もうけ」(NHKのテレビ小説「わかば」のおばあちゃんのセリフ) ★
「どん底にいても、夢を持ち続ければ切り抜けられるんです」 ★「人は生まれてくるとき世界はみんな私のものだと言わんばかりに手を握りしめているが、死ぬときは、ほらごらんなにも持っていかないよ、と言わんばかりに掌をひろげている」 ★「長生きの秘訣は、素直になることですね。今日一日が生涯と思えば、何でも喜べるし、それが長生きにつながるのかな」 ★「観念をかなぐり捨てれば、正直も不正直も善も悪も生も死も無色になってしまう、それを見るのは透明な魂でなければならない」 ★「心臓が15億回打つと、ゾウもネズミも私たち人間も死ぬ。一生に心臓が打つ回数はほぼ同じだそうである。---人間の場合は40代で打ち終わるのだそうだ。人類の長い歴史を通じて、本来の寿命はそのくらいだった。50歳以降の老いの時間は、自然界には存在しないもので医療技術などにより人為的に作られた、いうなれば“おまけの人生”」 ★「人間の成し得ることはすべて風にすぎない」 ★「個性は捨てるためにあるものである」 ★「例外的な立派な人もいるでしょうけれど、生物としての限界、脳の限界というものが歴然とあるから、そうなる前に、もう俺はこれで辞めるんだ、とディクレア(宣言)すべき」 ★「人間とは本能が壊れてしまったため、本能にかわる「幻想」にすがって生きている動物である」 ★「大きな山を見ず、足下の小石を見て---」 ★「星を数えるな、井戸に落ちるといけないから」 ★「狼の首の太いのは、それだけの仕事をしたからだ」 ★「琴になり下駄になるのも桐の運」 ★「ボウフラも蚊になる前の浮き沈み」 ★「散る桜
残る桜も 散る桜」 ★「「長生き」が地球を滅ぼす」
|
人生のセイムスケールとは?
|
■セイムスケールの使い方
★「くよくよすることはない。人間の死亡率は100‰」 ★「神は、われわれを人間にするために、何らかの欠点を与える」 ★「チャンスはすべての人の扉をノックする」 ★「オレはやるぜ---」 ★「銀河系の星が2000億個あるのに対し、脳の神経細胞は1000億個あることから「内なる宇宙」という言葉ができた」 ★「あきらめずにいろいろな人生の選択肢を模索してほしい。---著者の林望さんが主張しているのは、貧乏が美しいのではなく、そこそこに働いてほどほどに生きるということ。拝金主義でも清貧の思想でもない、真ん中がいいんです」 ★「こうしてこうすりゃこうなるものと知りつつこうしてこうなった」 ★子ども時代を、カトリック系の施設で過ごした井上ひさしさんは、「この世は涙の谷」と教わったという。「99%は悲しいかも知れない。でも残りの1%の楽しいことを目指して行くのが人生。それには自分の好きなことを見つけることが大事」 ★「毒性学の一般原理によれば、この世で毒にならないものはほとんどない。同じものが、処方によっは毒にも薬にもなる。愛とても同じことである」 ★「今日より若い日はないんだ」 ★〈先憂後楽〉――憂うべきことがあれば、世に先立って憂い、楽しむべきことは、すべての人に楽しませ、自分は最後に楽しむ。 ★「失敗は、顔だけで充分です」 ★「人は泣きながらは生まれない。完全に生まれ終わってから、その事実に驚いて、取り返しのつかなさに激しくじっくりと泣くのである」 ★「アイディアは、左からでも右からでも「アイディア」と読むことが出来る」 ★「人間がこんなに悲しいのに 主よ 海があまりに碧いのです」 ★「命は自分のためだけのもの?あたしはテナーに生かされた、だから生きなきゃいけない、生きて次の誰かに命を引き継ぐんだわ」 ★「こころにも筋肉付けましょう」 ★「毎朝鏡に向かって「今日が人生最後の日だったら、自分は今日するはずだったことをやっぱりしたいと思うだろか」と問うてみる。Noという日が何日も続いたら、何かを変えないといけないタイミングということ」 ★「ハングリーであれ、愚かであれ(Stay
Hungry. Stay Foolish.)」 ★「人生は現品限り」 ★「私は生き直すことができない。しかし、私らは生き直すことができる」 ★「思いっきり笑うと、体が軽くなった気がします」(65歳女性) ★「〈ほどほどの養生〉による〈ほどほどの健康〉を得て〈ほどほどの生〉を終えること」 ★「親苦労する、その子楽する、孫家を売る」 ★「コンセスター=進化過程で種が分岐した地点に位置する共通通の祖先」 ★「“何もかも”はできなくとも、“何か”はきっとできる」 ★「生きてるなんて、しょせん死ぬまでの暇つぶし」 ★「万有引力とは ★「ツケの大きさはだいたい、予兆や事実を無視したり、隠したりして、得をしたつもりになっている金額の300倍くらいになる」 ★「失敗を隠そうというときは、発覚したら、多大なツケを払わなければならないことを覚悟しておかなければならない」 ★「人生にはおもいがけない『まさか』という坂がある」 ★「相手が変われば、それはいつも初恋」 ★「合理主義に立てば、確かに星占いは「迷信」だ。しかし、星の物語が自分の内面を旨く説明していると思えるなら、占星術は人が内省するための有効なツールたりうるのではないか」
(鏡リュウジ) ★日本将棋連盟会長の米長邦雄さんは、プロ棋士の内弟子だったころ、七段の師匠に「教えてやる」と言われ、「師匠に教わると私も七段止まり」と断って怒りを買った。今では永世棋聖。 ★「……今から何十億年か前 そんな 遠い昔からの約束のように 今 ぼくが ぼくという形になって ここにいる ふしぎだ」 ★「誰もが何かしらの身体的傷害がある」 ★「米国の子供たちが神様に手紙を書いた。〈かみさま あなたは きりんを ほんとに あんなふうに つくりたかったの? それとも あれは なにかのまちがいですか?〉」 ★「それぞれの空に雲は流れる」 ★「人間の持つ不思議な力は、脳の70%を占める使用してない部分に秘められている。その脳の部分はこう呼ばれる---『NIGHT
HEAD』。 ★「見ないで信じる人は幸い」 ★「夢と希望とサム・マネー」 ★「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく」 ★「リチャード・ドーキンスは、人が遺伝的に受け渡される以上の知恵と財産を、長い保育期間やその後の人生を通じて伝達しあっている、それゆえに人類は繁栄を享受していると主張します」 ★「ヒトが一人では満足に生きていけない生物であるがゆえに、「家族」という仕組み作り出された」 ★「残躯は天の赦すところ 楽しまずんばまた如何せん」 ★「徳は才に勝る」 ★「老いは怖くない。目標を失うのが、怖い」 ★「答えは自分の中にあるのに、分からなくなることがある。それが生きていくこと」 ★「気に入らぬ風もあろうに柳かな」(吉行淳之介) ★「どん底に落ちたら 掘れ!」 ★「世界を変えるのに、自分を変えた方が安上がり」 ★「あなたは抜き身の刀。いつもギラギラしている。でも、本当にいい刀は鞘に収まっているものですよ」 ★「論はないぞえ惚(ほ)れたが負けよ、どんな無理でも言わしゃんせ」。理屈じゃないのよ、惚れてしまったのだもの…(江戸の俗謡) ★「人間の自由とは、諸条件からの自由ではなくて、それら諸条件に対して自分のあり方を決める自由である」(ヴィクトール・フランクル) ★「人間の尊さは 自分を苦しめるところにある」(坂口安吾) ★「〈情報とは情けで報いる〉と書く」(森まゆみ) ★「家が暖かければ、地球を暖めなくてすむ」 ★「システム生物学にとって、基本概念の一つがロバストネス(しなやかな強靱さ)である。ロバストネスとは、あるシステムがさまざまな擾乱に対して一定の機能を維持する能力のことである」(北野宏明、竹内薫著『したたかな生命』 の書評よりリライト) ★「いつの時代も、いくつになっても、人は誤りを犯したのでは、と感じるもの。それこそが人生」 ★「小説とは〈ささやかな説〉ですが、その力のいかに強いものか」 ★「死ぬまで現状維持」 ★「褒められても褒められなくても、するべきことをして去って行くのだ」 (宮崎奕保) ★「衣食足りて、ヘンタイ(SM)を知る」(鹿島茂) ★「急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め」(石田修大の本の題名) ★「故人老いず生者老いゆく恨(うらみ)かな」 ★「筋肉はビジネススキル、目的は続けること」 ★「私の人生は戦いの連続。心臓の動く限り戦う」 ★「問題は解決するためにある」 ★『生きてるだけでなぜ悪い?』 ★「神は見捨てられた場所に降り立つ」 ★「カー・クーラー・カラーテレビのかつての3Cは減っている。増えているCはCO2のみ」 ★「「まさか」の坂を越えられず、「よもや」の靄(もや)を抜けられず、思慮の不足を悔いの種に変えながら人は生きている。とはいえ世間には無理にでも坂を越え、あらん限りの思慮を動員しなくては成り立たない仕事もある
」 ★「幸せという現象は、「私」が感じた時だけ存在します---」 ★「日本人は「人並み」というささやかな幸福の基準さえ失いつつある」 (しりあがり寿) ★「因果の帳尻はぴたり合う」 ★薬の代わりに笑いが処方される時代が来る?/研究されはじめた「祈り」の医学的効果/くさらない、おごらない、屈しない ★「好きな仕事で偉くなるより、好きな仕事で犬のように働きたい」 ★「〈失敗〉と書いて〈せいちょう〉と読む」 ★「八十歳でポルシェを買う」 ★「にもかかわらず生きる」 ★「我事において後悔せず」 ★「〈水が引けばアリが魚を食べ、洪水の時は魚がアリを食べる〉――世の中が変われば、身分関係もひっくり返る。栄枯盛衰は世の習いに当たるタイのことわざだ」 ★「立派なことが書いてある本はどうせ嘘だから読まない」 ★「人生は小兒の遊戯だ。将棋遊びだ。主権は小兒の手中にある」 ★「墓場は、いちばん安上がりの宿屋である」
|
|
メールはこちらまで : art-random@fd.main.jp |