ドクターヘリ訓練開始 青森

中日本航空の担当者(右)から説明を受ける医師ら
 八戸市民病院(八戸市)に暫定配備される青森県のドクターヘリの飛行訓練が9日、始まった。ヘリの配備は東北では福島県に次いで2番目。訓練は毎週2、3回のペースで行われ、3月下旬の本格運航を目指す。

 ヘリは午前11時に青森市の青森空港を出発。約30分後、八戸市の新井田川地区河川防災ステーション内のヘリポートに到着した。

 八戸市救命救急センターの今明秀所長ら医師、看護師計10人が参加し、ヘリの機能などの説明を受けた。

 飛行訓練は県内のヘリ離着陸場98カ所の状況を把握するほか、へき地などでの急患発生を想定して実施。人工呼吸器や心電図、自動体外式除細動器(AED)といった医療機器を備え付けるなど本格運航に向けた準備を進める。

 ドクターヘリは昨年9月、八戸市民病院に暫定配備されることが決まった。ヘリは医師と看護師など計6人乗りで、中日本航空(愛知県豊山町)に運航委託する。

 市民病院への配備は青森市の県立中央病院の受け入れ態勢が整うまでの暫定措置。県と八戸市は市民病院内のヘリポートや格納庫の整備を急いでいる。
2009年02月10日火曜日

青森

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