お嬢様、お坊ちゃま、十月でございます。草摩でございます。
秋空の似合わない男草摩でございます。
最近は幾分か涼しくなってまいりましたがいかがお過ごしでございましょうか。
お風邪など召されぬようどうぞご自愛下さいませ。
さて、10月に入ったということで季節は秋でございます。
秋といえばやはり食欲の秋!ということで、私が勝手に営業している喫茶草摩の紅茶以外のお品もそろそろ変更時かと
存じまして、本日はフットマンを招き新メニュー会議が行われております。
草摩(以下草)「とりあえず事前に頂いた意見として、グラタン、おでん、栗を使った料理などが欲しいと挙げられています」
伽地(以下伽)「いやー、やっぱり寒くなってきたらおでんだよね。プリザーブばりに和からしとか出すのもいいんじゃないかな!」
草「とりあえずアニバーサリー鍋とかも考えております。みんなで囲んでお誕生日もこれでバッチリ!みたいな」
鳴滝(以下鳴)「ハヤシライスはどうですか?」
新海(以下新)「鍋とかいいですね。全然喫茶っぽくないけどコタツとか出しましょうよ。暖かいですし」
出雲(以下出)「私のみのるさんを借りたいというのはそういうことでしたか…。コタツはみのるさんも喜びますし協力しますよ」
鳴「えっと…ハヤシライスとか…どうかなーなんて」
伽「たしか別館の倉庫に余ってるコタツがあったよ。縦横3メートルくらいの大きいやつ」
浅田(以下熊)「冬眠の前に蓄えていたみかんも提供しますよ。よかったらどうぞ!」
草「うーん。みかんより熊鍋が食べたいですねぇ」
鳴「あのー、ハヤシとか…」
熊「ははは。相変わらず草摩さんは冗談が上手いなぁ。こう見えて私は食えぬ男ですよ」
伽「グラタンとか栗ご飯とかもいいよね。想像しただけでもゲッツーワッショイホームランだよ」
草「伽地さん。口から伽汁出てますよ。伽汁」
伽「おっとごめんごめん。季節先取りピットインしちゃったよ。ははは」
鳴「あ、うん。鍋とかいいですよねー…」
ティーマイスター湯島「鳴滝さん。私が当家の畑で作っている米星(マイスター)というお米を提供しますよ」
鳴「大好きだマイスター」
と、会議という名のお茶会は朝方まで続けられました。
しかしある程度は構想が練られたものの、まだ確定の域には達してはおりません。
もしよろしければお嬢様、お坊ちゃま方のご意見も頂戴致したいと存じております。
是非とも皆様のお力で喫茶草摩をお救い下さいませ!!
田辺執事「こんな時間までみんな何をしているんだい?」
…
それでは本日はこの辺で。
お早いご帰宅をお待ちしております。
田辺執事「いや…、たまには私もまぜてくれても…」
#2008年10月10日(金曜日)
草摩 さんの執事日誌を読む
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