その梅酒、すごく美味しそうですね。
(後でこっそり味見してみよう。)
あはは、何を言っているんですか。
(どうしよう意味がわからない。)
動物園?すみません、その日は用事があって…。
(パンダが居ないならいいや。)
甘党なのですか、意外です。
(病気になりますよ。)
大丈夫!きっとドアマンになれますよ!
(あぁ、可愛いなぁ。でもダメ。)
これがみのるさんですか・・・可愛いなぁ。
(若干太い?)
私はバナナなんて言いませんよ。
(嫌でもリアクションしてしまう貴方は可愛いと思う。)
五分刈りですか?あら、三分ですか。
(別にどちらでも構いません。)
紅茶の龍の称号は伊達ではありませんね。
(あぁ、水上さんのアルテミスが飲みたい。)
シルバー、刺さったのですか?!大丈夫ですか?!
(人間なのかなこの人。)
あれは名曲ですよね!イントロからのリフが特に!
(どうしよう・・・そろそろ話についていけない。)
アクセサリー・・・ですか。身に着ける習慣が無いんですよ。
(欲しいに決まってます。)
今日も気持ち悪いですね。
(何だかんだで良い人だなぁ…。調子に乗るから言わないけど。)
え?今持っていたコインはどこへ??
(その手品で庭の雑草を消して下さい。)
しっかりする!私も見習わなければ!
(給料日だからこそ節約!ですよ。)
アッ、日誌いつも楽しみにしています。
(あれは頭で考えるんじゃない、心で感じ取るものなんだ。)
私がウサギの格好ですか?ふふ、面白いですね。
(後でお仕置きしてやりましょう。)
#2009年2月8日(日曜日)
#2009年1月7日(水曜日)
綾川でございます。
お嬢様方、昨年末のカウントダウンパーティーはお楽しみ頂けましたでしょうか。
私、燕尾服を着て給仕をさせて頂く予定でございましたが機会に恵まれず、
仕方無く遠矢の燕尾服に袖を通してみました。
流石に袖丈は足りませんでしたが、意外にも肩幅が近かった事にショックを隠せません・・・。
さて、私どもが差し上げたプレゼントは大事にお使い頂いてますでしょうか。
その中の一つ、目覚まし時計のお取り扱いにつきましていくつか注意事項が
ございまして、この場をお借りしてお伝えしたく存じます。
先ずは本体にある黒くて丸いボタン。これの左側は一瞬でも押すと録音された音が
消えてしまいますのでご注意下さいませ。同様に電池を5秒以上外した場合も消えて
しまう恐れがございますので、お取替えの際は素早くなさる事を強くお勧め致します。
#2008年12月13日(土曜日)
綾川でございます。
夕浅がどこからか連れてきた(らしい)フットマン、遠矢が可愛らしくて仕方がありません。
少年のように小さな風貌、まるで変声期のような若々しい声。
そして、誰よりも真面目で誠実な性格…ああ、なんと可愛らしい事でしょう。
私がちょっかいを出しても嫌な顔一つせずに付き合ってくれる上、お返しにちょっとした
悪戯までしてくれる可愛い奴でございます。ああ、なんと可愛らしい事でしょう。
・・・いかんいかん、甘くしすぎて彼の可能性を狭めてしまうところでした。
ここは先輩らしく、少し厳し目に接してやりましょう。
遠矢さん、そこの棚の上の箱を取って下さい。
そうですか、届きませんか。・・・ククッ・・・。
それが終わったら私のドアマンコートを着て下さい。特に意味はありません。
これで良いでしょう。
#2008年10月31日(金曜日)
綾川でございます。
ヒリキーズ?遠慮しておきます。
私、群れる事は好みませんので。
(続きを読む)
#2008年10月11日(土曜日)
綾川でございます。
店頭からバナナが消えました。
大好きだったバナナ。
毎日食べていたバナナ。
あぁ、バナナ・・・アゥ・・・ウッ・・・グスン。
#2008年10月1日(水曜日)
綾川でございます。
異常気象の続いた夏も終わり、今年もお屋敷に秋がやって参りました。
ドアマンにとって秋の訪れは歓迎すべきもので、虫の音が聞こえ始める頃には
汗一つかかなくなりました。
虫と言えば、今年もお屋敷で一番に鳴き始めたのがツヅレサセコオロギ。
音はリィー、リィー、リィーといった感じでしょうか。続いてエンマコオロギが
コロコロと鳴き始める頃ですね。
お出迎えまでのお時間、お暇でございましたら外から聞こえる虫の音に
耳を傾けられては如何でしょう。
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#2008年9月1日(月曜日)
綾川でございます。
春日?心のドア?何の話でしょう。
そのようなものに興味はございません。
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#2008年7月12日(土曜日)
浴衣に袖を通し、団扇を片手に夕涼み。
洗いたての髪から滴る雫の一つ一つが夕日に照らされて、きらきらと
輝いております。
窓際に置かれた古い冷蔵庫。
家具一つ持たずにお屋敷に来た私に、敬愛する先輩が譲ってくれた
小さな冷蔵庫。そこに描かれた落書きを指でなぞりながら、過ぎ去りし
日の事を思い出します。
ふと何かを思い出したように冷蔵庫の扉を開けるとそこには一本の
缶ビール入っていて、私はそれを手に取り慣れない手つきで蓋を開けました。
・・・不味い・・・
元々ビールは嫌いで、自ら進んで購入する事はございません。
しかし何時の間にか冷蔵庫に入れられていたそれには嫌悪感どころか
親近感すら覚え、何故か手にとってしまったのです。
湿気を含んだ生暖かい風が、徐々に冷たく心地良いものになって参りました。
蜩が鳴くには少し早い季節。物悲しそうに鳴り響く風鈴の音だけが、私以外
誰も居ない宿舎の廊下に木霊します。
団扇を置き、減らないビールを片手に夕涼み。
乾いた髪と流れ落ちる雫が沈みかけの夕日に照らされて、きらきらと
輝いております。
#2008年6月27日(金曜日)
綾川でございます。
梅雨らしく雨の日が続いておりましたが、お嬢様方は如何
お過ごしでしょうか。
私はと申しますと、部屋でひたすら音楽を聴いております。
意外かも知れませんが、私はMetalやPunk等のエモーショナル
且つハードコアなロックも好んで聴きます。
しかし外の天気は雨。意味も無くテンションの上がる音楽を
聴く気分にはなれませんので、昔よく聴いていた二つの
ロックバンドのアルバムを引っ張り出してきて聴いております。
一つはR.E.M. もう一つはNirvanaというロックバンド。後者は
名前だけなら特に音楽に興味が無い方でもご存知の事でしょう。
私はいつもR.E.M.の"Everybody Hurts"という曲を聴いた後に
Nirvanaを聴き、その後にまたR.E.Mの"Let Me In"という曲を
聴いているのですが、とても悲しい気持ちになります。
その理由はこの二つのバンドの関係にあるのですが、有名な
話でございますので割愛させて頂きます。
目の前で大切な仲間や友人が大きな過ちを犯そうとしている
時、果たして自分には何が出来るでしょうか。
たとえ私があなたに嫌われてしまっても構わない。私はあなたが
誰かに嫌われてしまわなければそれでいい。
そんな臭い台詞を、後悔と自責の念と共に綴り歌い続けるのでしょう。
たとえその歌声が誰の心にも届かなかったとしても。
ちなみに私、最近の邦楽は全く聴いておりません。
ただ疎いだけで嫌いという訳ではございません。
#2008年6月5日(木曜日)
先日、雪村と二人で眼鏡を新調しに行きました。
詳しくは雪村の日誌をご覧下さいませ。
(続きを読む)
#2008年4月13日(日曜日)
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
あ、僕だけど・・・ちょっと良いかな。
今度お屋敷で野球大会があるのだけど・・・・・・・・・うん、そういう事。
大丈夫だって。
この前の練習試合の時も誰一人気付いていなかったでしょう?
うん、ありがとう。
代わりに子供のお守りはやるから義姉さんにも伝えておいてね。
それじゃあ、また前日に連絡するね。
うん、おやすみ。
ふふ・・・。
#2008年4月8日(火曜日)
桜の花も散り始め、薄着でも外を出歩けるほどに暖かくなってまいりました。
毎年この季節は昼食後に散歩をする事が日課なのですが、今年はそうもいきません。
そう…私、生まれて初めて花粉症というものを経験してしまったのです。
仕事中は立っているだけでも鼻水が垂れてまいります。
使用人の中には鼻炎薬すら効かない者がおりますので、それを考えれば私など
まだ症状の軽い方ではございますが…。
花粉の無い場所は無いものでしょうか…。
私、少し探してまいります。
#2008年3月8日(土曜日)
季節は巡り、お屋敷で迎える二度目の春。
ぽかぽか陽気に誘われ、数ヶ月ぶりにお屋敷の裏山を散歩してまいりました。
裏山には私のお気に入りの場所があるのですが、そこは毎年この季節に
なると辺り一面に蝋梅の花が咲き乱れるのです。
私は持参した茣蓙を広げ、早起きして作ったサンドイッチを頬張ります。
ふと遠くに目をやると、庭師が植えた菜の花畑が見え、うっすらと黄色がかって
おります。あと一、二週間もすれば満開になりましょうか・・・。
ここに来ると、実家の庭に植えられている連翹の花を思い出します。
毎年学校の終業式の日、母親から連翹の花を持たされて登校しました。
そう言えばそのような事もございましたね・・・。
普通に生きているだけでは絶対に思い出せないような幼い頃の記憶も、ここに
来る事で次々と蘇えります。
毎日のように遊んだ幼馴染、初めて好きになった女の子、もう二度と会えない
人、尊敬する恩師、可愛がった犬やインコ・・・。
私は多くの人とは関わらずに生きてきたつもりでおりましたが、思い出される
ものの殆どが人物の記憶ばかり。
そのどれもが、私が心から愛した人や動物ばかりでございます。
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#2008年2月10日(日曜日)
久々の休日。
使用人と言えども休日は街に繰り出す事もございます。
道中の横断歩道で信号が変わるのを待つのですが、周りの人々は
歩行者信号が赤から青に変わる5秒ほど前に進み始めます。
恐らく車両用の信号が赤に変わったからだと思うのですが、彼らは
それらが数秒ずらされている意味を考えた事があるのでしょうか。
しかし、これは毎回というわけでもなく、歩行者信号が青に変わるまで
誰も進まない場合もあるのです。
そう、誰か一人が進まなければ、誰も進まないのです。
逆に誰かが進みさえすれば、周りの人々もつられて進み始めます。
彼らは信号を赤のまま渡ることで稼いだ5秒を、一体何に使うのでしょうか。
事故に遭う危険を冒してまで得る時間とは、一体何なのでしょうか。
その後も走る事なく、しかしゆっくりでもなく足早に歩く彼ら。
立ち止まった私に誰かが後ろからぶつかり、舌打ちして追い抜いてゆきます。
彼らは、赤信号で渡る事がどれだけ危険なのかを考えた事もないのでしょう。
同時に、稼いだ5秒という時間を、何に使うのかも考えてはいないのでしょう。
―
そろそろお屋敷に戻らなければ・・・先程買った鯛焼きが冷めてしまいます。
何個か余るでしょうから、誰かに分けてあげましょう。
さて、誰にしましょう・・・。
お屋敷に着くまで時間はございます。
次の信号を待つ間に考える事としましょう。
#2008年2月4日(月曜日)
お屋敷に雪が降りました。
部屋で”コタツムリ”になっていた使用人達が、示し合わせたように一斉に外へ出てゆきます。
おやおや、雪球に石をつめてはいけませんよ……。
私も参加しとうございますが……今日もドアマンの任を仰せ付かっております。
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#2007年12月30日(日曜日)
クリスマスも終わり、年の瀬も押し詰まった十二月。
広大な敷地を有するお屋敷では、早めに大掃除が始められております。
さて、近況ですが…ドアマンに新しい仲間が加わりました。それも一度に二人も!
そして、ついに私もドアマンとして後輩に教える立場となりました。
新たに加わったのは新海と宮本でございますが、新鮮な気持ちになりますね。
伽地と二人でドアマンをした日の事を思い出しました。
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#2007年12月14日(金曜日)
ドアマンでございます。
玄関の空気が、今まで以上に乾燥して参りました。
唇が割れて痛うございます。
乾燥に伴い、今年はインフルエンザが爆発的な流行を見せております。
インフルエンザは健康な状態でもかかってしまう場合もあるようで…。
予防接種は是非ともお受け下さいませ。
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#2007年11月28日(水曜日)
寒うございますね。
雨が降り、空気が澄むと共に気温も下がって参りました。
我々ドアマンにとって一番過酷な季節が訪れようとしております。
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#2007年10月31日(水曜日)
時刻は午後17時。
日も短くなり、空は薄暗くなってきております。
玄関から見える四角い夜空には大きな月が浮かんでおります。
この季節だけの楽しみでございます…。
(続きを読む)
#2007年10月22日(月曜日)
綾川でございます。
玄関では、朝夕は暖房を入れたくなる程に冷えて参りました。
秋は最も感性が研ぎ澄まされる季節でございます。
執事・フットマン達も秋の訪れをお嬢様方にお伝えすべく、五感をフルに活用させ
秋を感じ取ろうとしております。
割合がやや”味覚”に偏っている気も致しますが・・・。
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#2007年10月9日(火曜日)
綾川でございます。
私も流れに乗って,休日の様子を綴ってみようかと存じます。
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