抗議船が調査捕鯨船に体当たり シー・シェパード妨害激化【シドニー6日共同】調査捕鯨を行っている日本鯨類研究所によると、米環境保護団体「シー・シェパード」の抗議船スティーブ・アーウィン号が南極海で6日午後、日本の調査捕鯨船「第3勇新丸」に船体を体当たりさせ、第3勇新丸の船尾が損傷した。けが人はなかった。 抗議船は同日午前にも調査捕鯨船「第2勇新丸」に衝突し、船尾を損傷させており、妨害活動が激化している。 同研究所によると抗議船は、第3勇新丸が、捕獲したミンククジラを調査母船「日新丸」に移すのを妨害しようと、船体に体当たりしたという。 抗議船の乗組員は5日にも、日新丸など2隻に対し、悪臭のする液体が入った瓶を投げ込んだり、ロープを海中に投下するなどの妨害活動を行っている。同研究所は「シー・シェパードが行為を激化させていることで、さらに重大な事態が起きる危険性が強まっている」と非難している。 【共同通信】
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