中国国営放送=CCTVの建設中の社屋で、大きな火災が発生しました。
火が出たのは9日午後8時過ぎで、建設中だった2つのビルのうち、およそ230メートルのビルが瞬く間に炎に包まれました。
旧正月を祝う中国は9日は「元宵節」という正月をしめくくると言われる日で、街では盛んに爆竹など、花火が打ち上げられていました。
火事の原因はまだわかっていませんが、目撃者の情報によりますと、ビルで花火が打ち上げられ、その火がビルの一部に引火したのではないかとみられています。
日本時間午後11時現在、消防車などが現場に向かっていますが、はしご車などが到着していないため、火の勢いは衰えていません。
CCTVの新社屋は2003年に着工し、およそ8億ドルかけて建設が進められていて、今年中には正式にオープンする予定でした。(09日23:10)