自分がトピ主をしているYahoo!掲示板のトピック『ふざけるな!拉致議連、救う会、家族会 』(トップ > 政治 > 政界と政治活動 > 全般 > )のkibibi20さんの書き込み
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とあるMLからの転載です。
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http://www.kinyobi.co.jp/KTools/mokuji_pt?v=vol685
週刊金曜日 第685号 2008年01月11日
P45「読み方注意! 『沖縄を撃つ!』(谷川茂)」
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まず、奇妙なことに、「読み方注意!」は、批判的な書評を書く連載のはずですが、普段と異なり、花村萬月=著『沖縄を撃つ!』(集英社新書)に対する批判はどこにも見られません。
結論部分は、街のゴロツキの言いがかりか、沖縄蔑視そのものです。
この評者・谷川茂氏は、(売春も含む)出稼ぎしないといけないほどの貧困が、沖縄住民の自己責任だとでも思っているのでしょうか。基地の問題(憲法9条)と貧困の問題(憲法25条)は別個に存在しているとでも思っているのでしょうか。これは、日本本土が沖縄に押し付けてきた問題です。
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「基地問題や教科書問題などを議論し、反戦平和を訴え続けることに、意味がないとはいわない。だが、沖縄の家庭料理屋でそういうことを議論している方々には、ぜひとも「同胞が大阪で股をひらいて北中城(きたなかぐすく)の実家に必死で仕送りしているのを、どう思うんだよ」という花村さんの問いかけにも、真摯に答えていただきたい。反戦平和を達成する前に、彼女たちが大阪で股を開く必要のない社会・沖縄について、議論してほしい。」
(関西地方などの)本土−沖縄の関係と異なり、カンボジアはベトナムに対して基地=貧困を押し付けていません。
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「花村さんが「関西における……売春に携わる女の子の一大供給地が沖縄である」という指摘の、関西をカンボジアに、沖縄をベトナムに入れ替えれば、双方の地で起こっているのは同じだという事実にあらわれていよう。」
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835563&tid=a4ua46a41a4ka4ja1aaygcw5doa2a1a25dfa4a62qa1a22hb22q&sid=1835563&mid=31795
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週刊金曜日を読んでみた。
まったくこのML氏の言うとおりだ。沖縄と本土の関係は、戦前は国内植民地として、戦後は日本の捨て駒として犠牲を強いられてきた。谷川の言うカンボジアとベトナムの関係とは全く違う。日本(本土)から捨てられ犠牲を強いられた、それが基地問題じゃないか。本土の高度成長に沖縄が与らなかったのは、なぜなのか?この谷川というバカは、そんな簡単なことさえ考えが至らない。だから、自分が知るカンボジアと沖縄を「売春」という言葉で安直に関係づけ、出した結論が「反戦平和を達成する前に、彼女たちが大阪でまたを開く必要のない社会。沖縄について、議論して欲しい」などとふざけたことが言える。谷川の主張は、金で買った女の子に説教するどスケベ野郎の言いぐさそのものだ。
沖縄に犠牲を強いていながら、沖縄の人を怠け者呼ばわりをする谷川のような屑が、本土人の一部にある意識だということが一番の問題なんだろうが。
これが、SAPIOや諸君などの右翼誌に書かれたものなら、そんな愚劣な言い分もあっても不思議はない。だが、人権・平和主義の立場から批評をする週刊金曜日の『読み方注意!』でこのような差別的、反人権的な批評が掲載されるとは、これほど読者を裏切りバカにするものはない。
「こんなことでいちいち批判するな。まったく週刊金曜日の読者は頑迷でイカン」とでも佐高氏は言いそうだ。
さっき、書店で花村満月の『沖縄を撃つ』をぱらっと見てきた。自分の買春体験談を言い訳ダラダラと書いた愚にもつかないくだらない内容だった。買った女性やその売春街のある地域をこき下ろすことで、文化人になったつもりらしい。(笑)自分のことを卑下しているが、そりゃ本心じゃないだろう。まぁ、そこらにいる飲み屋で下ネタで粋がる平凡なチンピラ風オヤジだ。
しかし、こんなくっだらない本から更に愚劣な書評をする谷川ってどうしようもない屑だよな。こんなの載せちゃう週刊金曜日って、どうなってんだ?
※ この内容は、cocolog版『アンチナショナリズム宣言』に転載しています。http://electric-heel.cocolog-nifty.com/blog/
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