延髄切りとはなにか

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金正日の動静報道について [2009/02/06]
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新宿ロフトでライブが終わった後、春までに一般向けにいくつか講演を行います。最終的な決定ではないのですが、おそらく4月には私の故郷の島根県でも講演を行うことになりそうです。
これは地元の熱心な支援者の方の企画によるもので、「忘れもしない35年前、雪の島根を後にして」上京して始めての地元講演になります。まあ、そこは島根県のこと、数は最初から期待していません〔笑〕。
少数でも情報センサーの発達している方々とこの際お知り合いになりたいという気持ちでおります。
また福島県でも市民を対象にした「朝鮮半島情勢と拉致問題」についてお話します。

いただくメールに「青木さんはもっとメジャーになってほしい」という内容が少なくありません。ですが、有名になるにはメディアにもっと露出することが必要です。そうなるとアウトプットはいいのですが、肝心のインプットは間違いなく手薄になります。

私は何回か地上波のワイド番組に出演して、それを実感しました。もちろん、大手メディアに露出することを否定しているわけではないのですが、これから必要なのは「プロレスラー」ではなく「総合格闘家」です。ワンパターンな切り口と結論を予定調和に喋ってみても、そうした言説はいまや無残なほど、現実の「ファクト」によって裏切られています。

ネット住人がなぜマスコミをこうもバッシングするのか。それは露骨な党派的編集と並んで、タレント・コメンテーターの発言が「的中しない」からなのです。
カネを取るのならプロの仕事をしろ、ということなのです。

サソリ固めも延髄切りも、ドラゴンスープレックスも本当は効きません。あくまで相手が受けてくれての「技」なんです。そのためには共通の時代言語が不可欠なのですが、そういう時代は終わりました。激動期であり、パラダイムが大きく変化中なのです。
プロレスのからくりにもう誰もが気付いたのです。

とはいえ、言論のプロレスはいまでも健在です。
朝ナマを見てください。あれは旧き「プロレスのリング」そのものです。
レフリー・田原総一郎の恣意的司会、あの空間でしか通用しない党派的発言、そして毎回、なんの実りもないまま、終わることが前提の怒鳴りあい。
唯一の救いは姜尚中のサソリ固めを受けとめてくれる視聴者がいなくなったことでしょう。
それにしてもプロレスラーのなかで、誰か一人でもヒョードルにドロップキックをかまそうというつわものはいないのでしょうか。右ハイで終わりでしょうが。



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「暴落する米国!蠢動する中国北朝鮮!
  新帝国主義時代の活路は新征韓論か?」

形式:トークライブ
日程:2009年02月08日(日)
場所:東京・新宿ロフトプラスワン http://www.loft-prj.co.jp/
時間:Open13:00 / Start13:30-end16:30
料金:¥1500(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com

【出演】 青木直人(ジャーナリスト)
     佐藤悟志(司会)

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