桜井淳所長から東大大学院人文社会系研究科のH先生への質問 -神学研究の方法 4-
テーマ:ブログH先生
私はまだ一度もイスラエルの聖地エルサレムを訪れたことがありません。犬養道子『新約聖書物語(上、下)』(新潮文庫、1980)には、彼女の綿密な現地調査によって得られ、イエスがたどったコースと自然の描写が記されており、大変魅力的な地であるとの印象を強く受けました。私も近い将来、訪問したいと考えております。そして、イエスが生まれたナダレを初め、イエスが弟子達とたどったように、ガリラヤ湖を渡り、ヨルダン河西岸を南下して、昔のエリコ、ベタニア、ベツレヘムを経て(いまも同じ地名のものがあるのでしょうか)、エルサレムまで、ゆっくりと、歩いて旅をしてみたいものです。何も考えずに、ただ、黙々と。距離にしたら約200kmですから、できないことではないでしょう。エルサレム城壁内では、イエスが弟子達と過ごした最後の晩餐の"高間"の場所、それに、イエスが十字架刑に処せられたエルサレムの城壁の北のすぐ外の昔のゴルゴタの丘(いまも同じ地名のものがあるのでしょうか)も見てみたいと考えております。
桜井淳
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