2009年2月9日 19時35分更新
景気の急速な悪化の影響で仕事を失った人たちが、9日から、倉敷市の臨時職員として働き始めました。
倉敷市では、緊急の雇用対策として仕事を失った派遣社員などを対象に先月、臨時職員を募集し、21歳から73歳の男女、26人を採用しました。
このうち倉敷市役所の本庁舎では17人が働くことになり、初日の9日は、人事の担当者から公務員としての心得や労働条件などについて説明を受け、書類にサインをしていました。
先月まで倉敷市の自動車部品メーカーで働いていた男性は「仕事を求めて10社ほど面接に行きましたが、なかなかよい返事がもらえませんでした。ここでの仕事を頑張りながら次の仕事を見つけていきます」と話していました。
今回採用された臨時職員は9日から来月末までの間、事務作業や道路の簡単な補修、それに図書館の資料整理などを担当します。
このうち人事課に配属された6人は午前中、書類の整理などを行っていました。
倉敷市では臨時職員をさらに雇用する予定で、ひき続き希望者を募集しています。