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脳死移植:81例目の臓器提供

 名古屋第二赤十字病院に入院中の成人が8日、臓器移植法に基づき脳死と判定された。同法に基づく脳死判定は82例目、臓器提供は81例目で、9日までに終了した。

 患者は脳死で臓器提供する意思を示すカードを持ち、家族が心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓(すいぞう)、小腸、眼球の提供を承諾した。年齢や性別は家族の意向で公表されていない。

 大阪大病院で心臓が10代女性に、肺が40代男性に、膵臓と腎臓は50代女性に移植された。肝臓は名古屋大病院の40代男性、もう片方の腎臓は名古屋第二赤十字病院の50代男性に移植された。小腸は医学的理由で断念し、眼球は地域のアイバンクがあっせんする。

毎日新聞 2009年2月9日 東京夕刊

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