在韓米軍アパッチ代替のF−16、今月末に日本から
【ソウル9日聯合ニュース】来月に米本土に撤収する在韓米軍所属の攻撃用ヘリコプター、アパッチ1個大隊(24機)の代替戦力として、米空軍の日本・三沢空軍基地所属F−16戦闘機1個大隊(12機)が今月末から朝鮮半島に配置される。在韓米軍関係者が9日、聯合ニュースの電話取材に対し、米第35飛行団下の第3大隊が朝鮮半島で6カ月間の任務に就く予定だと明らかにした。
米軍準機関紙「スターズ・アンド・ストライプス(星条旗新聞)」も、アパッチヘリの代替戦力としてF−16の1個大隊と400人余りの空軍が、3月までに三沢基地からの配置を終える予定だと伝えている。
韓米両国は当初、アパッチヘリが撤収する代わりにA−10攻撃機1個大隊(12機)を朝鮮半島に配置する計画だったが、A−10に整備問題が発生したためF−16の1個大隊に変更した。
第35飛行団側は、F−16大隊が今月末から朝鮮半島に展開する予定だと明らかにした。これにより、在韓米軍は朝鮮半島でアパッチヘリ1個大隊、F−16の3個大隊、A−10の27機を運用することになり、空対地だけでなく空対空能力まで向上すると説明している。