恐喝されていたルビー・モレノ事件の真相

　久々に名前を聞いたと思ったら、「恐喝されていた」というニュースだったフィリピン出身のルビー・モレノ（４３）。

　モレノはバイト先の上野のフィリピンパブをやめようとした際、暴力団幹部に「他の店に行くなら１００万円出せ」などと電話やメールなどで因縁をつけられたというもので、暴力団幹部ら３人が恐喝未遂容疑で逮捕された。

　モレノは２０００年に日本人と４度目の結婚をし、子供と３人で暮らしている。結婚相手は超一流商社に勤務するエリートで、生活に困っているとは考えにくく、パブでバイトしていたのも不可解なのだが。モレノの写真集をヒットさせた出版プロデューサーの高須基仁氏がこう説明する。

「モレノはパチンコが好きでバイトも遊興費が欲しいためでした。それで借金が１００万円ではなく、３００万円以上あって、今回はそれの返済を迫られ、事件になったと聞いています」

　恐喝は論外だが、「貸した金返せ」ということだったのだろう。昔からドタキャンやら借金騒動などお騒がせのモレノは今も昔のままか。

（日刊ゲンダイ2009年1月30日掲載）