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あの人は今こうしている ジャイアント吉田(コミックバンドの人気者だった)

●毎月1回、高田馬場のウエスタンレストランでライブを

 60年代、コミックバンドがお笑いのひとつの大きなジャンルだった時代、クレージーキャッツやザ・ドリフターズと並んで人気だったのがドンキーカルテットだ。本日登場の吉田かずおさんは、ジャイアント吉田の芸名でボーカルやギターを担当、そのノリのいいひょうきんな姿を覚えている向きは多いだろう。吉田さん、今どうしているのか。

「週末は鴨川(千葉県)の自宅、平日は横浜市青葉区のマンション、こんな二重生活がかれこれ18年続いてるよ。鴨川は40年以上前からサーフィンに通ってたんだけど、そこでカミさんが『ラハイナ』ってハワイアンレストランを始めてね。で、近くに家を買ったんだ。横浜のマンションは今のワタシの本業の催眠術の事務所『吉田ヒプノロジー研究所』ね。そこでカウンセリングや電話相談、催眠術の技術指導をやってる」

 渋谷駅前の喫茶店で会った吉田さん、こういって目を細めた。

「ジャックダニエル」のロゴ入りキャップをかぶり、カーキ色のウエスタンシャツ、そして細身のジーパンをウエスタンベルトで締め、靴は当然モカシン。頭のテッペンからつま先までカントリー調でバッチリ決まっている。

「歌? もちろん、バリバリ現役さ。毎月第1土曜日に高田馬場にある『ロンスターカフェ』ってウエスタンレストランでライブをやってるし、年に4回は『銀座ナッシュビル』に出てるよ」

 次回の「ロンスターカフェ」でのライブはこの7日だ。

 さて、日大経済学部在学中に独学でギターを学んだ吉田さんは、故いかりや長介にスカウトされて、ジミー時田とマウンテンプレイボーイズに参加。

「当時、米軍相手に一晩100ドルで契約できたらトップクラスだったのに、ワタシたちは150ドルだもの。1ドル=360円、大卒の初任給が1万円を超えたかどうかの時代だよ。今ならいくらくらいになるんだろう?」

 その後、「長さんに負けたバクチの借金6万円をチャラにしてもらうのが条件」で加わった「いかりや長介とザ・ドリフターズ」を経て、66年、ドンキーカルテットを旗揚げし、お笑い番組で活躍。

 71年にグループを解散してからは特技の催眠術に磨きをかけ、独自の催眠療法を編み出した。

「ワタシは中学から講道館柔道を習うかたわら気功の修行もしていて、瞑想から催眠術を身につけ、そうやって行き着いたのがカウンセリングと自己啓発を行う催眠療法なんだ。ヤラセだ、インチキだという人は、誘導技法をマニュアル化したDVD『あなたも催眠術師になれる』を見て欲しい。催眠術が心の悩みを解決したり、ヤル気を出させるのにものすごく効果があるのがわかるから」

 今年1月1日には日本催眠術協会を発足させ、理事長に就いた。

(日刊ゲンダイ2009年2月3日掲載)


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いかりや長介  ドリフターズ  マンション  カルテット  サーフィン  
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