最終更新: 2009/02/09 10:46

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「L&G」詐欺事件 波容疑者ら、「長老会」と呼ばれる会合で事前に口裏を合わせる

1,200億円以上を集め破たんした「L&G」による詐欺事件で、7日に送検された会長・波 和二(かずつぎ)容疑者(75)ら逮捕された22人のうち、20人が容疑を否認しているが、波容疑者らは、事前に口裏を合わせていたことがわかった。
7日朝、「L&G」の会長・波容疑者が東京地検に身柄を送られた。
波容疑者は、これまでの調べに対し、「だますつもりはなかった」などと、詐欺容疑を否認している。
逮捕直前、記者団に対し強弁を振るっていた波容疑者に追随するかのように、逮捕者22人のうち、20人が容疑を否認しているが、実は、事前に口裏を合わせていたことがわかった。
波容疑者の自宅マンションから数十メートルほど離れた店で、逮捕前に「長老会」と呼ばれる幹部の会合がたびたび開かれていた。
長老会が開かれていたのは、まさに逮捕劇の舞台となった飲食店。
関係者によると、波容疑者は2007年、警視庁に家宅捜索を受けて以来、L&Gの業務担当社長・長野正良容疑者(60)や、営業担当社長の寺嶋 惇容疑者(64)ら古参の幹部を集めて、定期的に会合を開いていたという。
この会は「長老会」と呼ばれ、逮捕された場合、容疑を否認することも話し合われていたという。
飲食店の人は「年齢が同世代の人とか、若い人とか連れてきてたよ」と話した。
警視庁などは、この長老会の実態についても追及する方針。

(02/07 18:03)


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