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少数民族ロヒンギャ虐待「証拠ない」 タイ首相

2009.2.2 20:42
このニュースのトピックスアジア・オセアニア

 タイのアピシット首相は2日、タイ軍がミャンマーの少数民族ロヒンギャを海上に放置し、死亡させたとの人権団体の訴えについて「ロヒンギャ側の主張に基づいた報道で、虐待の証拠はない。彼らの大半は仕事や経済的な目的で違法に入国しており、難民ではない」との見解を示した。首相府での日本メディアとの会見で語った。

 首相は「毎月、100人から1000人のロヒンギャが不法入国し、既に1万人以上が国内にいる」と強調。「ミャンマーやマレーシア、インドネシアなど地域の問題であり、(2月下旬の)東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議などでも討議したい」と語った。

 また「問題の根本的な解決のため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などとの連携も必要だ」とも述べた。(共同)

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